2025年7月25日、シドニーで開催された澳英部長級協議(AUKMIN)会議の開始前、オーストラリア副首相兼国防大臣リチャード・マールズ(Richard Marles)氏(左)とイギリスのジョン・ヒーリー(John Healey)国防大臣は、ともに散歩していた。(DAVID GRAY/AFP)

英国が台湾有事への対応を明言 「沈黙は抑止にならない」元英国防相

ジョン・ヒーリーイギリス防相は7月、台湾有事に際し、イギリスが同盟国と連携し戦闘準備を着実に進めていることを強調した。また、アジア太平洋地域の安全保障環境をめぐり、多国間協力の重要性も訴えた。

中国共産党(中共)による台湾への軍事的圧力が強まる中、台湾海峡の緊張は国際社会にとって深刻な懸念事項となっている。27日、ヒーリー国防相は、台湾をめぐる紛争発生に備え、イギリスが太平洋地域での作戦展開に万全を期していることを明言した。これはイギリス政府として台湾支援に対するこれまでで最も強い警告であり、確固たる決意を示すものとなった。

ヒーリー国防相は27日、オーストラリア副首相兼国防相のリチャード・マールズ氏とともに、オーストラリアのダーウィン港に寄港中のイギリス空母「プリンス・オブ・ウェールズ」に乗艦した。同空母は間もなくアメリカをはじめとする同盟諸国とともに、米豪主催多国間共同訓練「タリスマン・セイバー25」合同演習に参加する予定である。

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