英国が台湾有事への対応を明言 「沈黙は抑止にならない」元英国防相
ジョン・ヒーリーイギリス防相は7月、台湾有事に際し、イギリスが同盟国と連携し戦闘準備を着実に進めていることを強調した。また、アジア太平洋地域の安全保障環境をめぐり、多国間協力の重要性も訴えた。
中国共産党(中共)による台湾への軍事的圧力が強まる中、台湾海峡の緊張は国際社会にとって深刻な懸念事項となっている。27日、ヒーリー国防相は、台湾をめぐる紛争発生に備え、イギリスが太平洋地域での作戦展開に万全を期していることを明言した。これはイギリス政府として台湾支援に対するこれまでで最も強い警告であり、確固たる決意を示すものとなった。
ヒーリー国防相は27日、オーストラリア副首相兼国防相のリチャード・マールズ氏とともに、オーストラリアのダーウィン港に寄港中のイギリス空母「プリンス・オブ・ウェールズ」に乗艦した。同空母は間もなくアメリカをはじめとする同盟諸国とともに、米豪主催多国間共同訓練「タリスマン・セイバー25」合同演習に参加する予定である。
関連記事
・越境型の暴力リスクが顕在化
・言論の自由への圧力を懸念
・台湾社会にも波及の可能性
・短期潜入・即離脱の手口
・民主主義維持への警告
・最大の脅威は「内部の分断」
・浸透工作への警戒が急務
・結束こそ最大の防衛力
オランダ海軍フリゲート「デ・ロイテル」が台湾海峡を通過。中国側は追跡・監視を実施し反発。一方オランダは航行の自由作戦として国際法に基づく行動と強調した
ホン・カオ米海軍長官代行は、トランプ政権がイラン紛争向けの兵器を優先するため、台湾への大規模な武器パッケージを延期していると述べた
米軍の対イラン軍事行動「エピック・フューリー」が中東を激震させている。圧倒的な火力と斬首作戦による「戦略的麻痺」の衝撃は、台湾侵攻を伺う中共への強力な警告となった。変貌する台湾海峡シナリオの最前線を追う