GettyImages

世界数百の組織に中共ハッカーが侵入 米核安保局も影響か

最近、中国共産党(中共)系のハッカーがマイクロソフトのSharePointファイル管理システムの脆弱性を利用し、世界中の多くの企業や政府機関に対してサイバー攻撃を仕掛けた。推定によると、被害者の数はわずか数日で6倍に急増したとされる。さらに、アメリカ国家核安全保障局(NNSA)も影響を受けたとの情報がある。

マイクロソフトは7月22日に声明を発表し、7月7日以降、中共の国家級のハッカー組織「リネンタイフーン」「バイオレットタイフーン」、および「Storm-2603」と呼ばれる攻撃者グループが、SharePointの協働プラットフォームに存在する脆弱性を悪用し、世界中の企業や政府機関に侵入し始めたと説明した。

サイバーセキュリティ企業「Eye Security」の最新の推計によると、すでに約400の政府機関、企業、その他の組織がハッカーによる侵入の被害を受けており、その大半はアメリカ国内に集中しているとのことだ。事情に詳しい人物によれば、アメリカ家核安全保障局(NNSA)も攻撃の対象に含まれていたが、現時点ではこの機関から機密情報が流出したという確認は取れていない。

▶ 続きを読む
関連記事
中国が米国産大豆約49万トンを購入した。9月の米中首脳会談を前に、中共政府系の買い手が購入を拡大しており、今後の輸入増加や関税撤廃の行方に注目が集まっている
スペイン飛び地セウタで88人死亡の越境事件を受け、欧州委員長フォン・デア・ライエン氏はEU域外国境の管理強化と物理的障壁設置をサンチェス首相に要請。加盟国間では移民政策を巡る対立も深まっている。
ドナルド・トランプ米大統領は8月3日、米国とイランの交渉をめぐり、イラン指導部は極めて偽善的だと強く非難した。米軍によるイランへの海上封鎖は、合意が成立するか、イランが完全に降伏するまで続くと強調した。
カナダ国籍の中国系女性を、NATO欧州連合軍最高司令部は第三国のためにスパイ活動を行った疑いで拘束した。過去の就職申請で確認していた不正行為と、カナダの安全審査制度の問題点を探る
「OpenAIの崩壊」が、AI(人工知能)バブルにおける最大の潜在的リスクの一つとして市場で捉えられている。GPUやメモリーから光通信機器に至るまで、受注の見通しが大きく揺らぐ可能性がある