繰り返される「看守所ミステリー」
中国でまたも不可解な「看守所での死」 家族と世論が疑問
6月30日、福建省に住む夏品凱(か・ひんがい)さん(42、男)が窃盗容疑で地元警察に逮捕された。地元拘置所での健康診断では「異常なし」とされたが、7月3日、山東省の看守所へ移送され、わずか3日後の7月6日に死亡した。
当局は「病死」と発表したが、死因の詳細は一切明かされず、家族はその不透明な対応に強い疑念を抱いた。中国メディアもこの問題を報じ、世論の関心を集めている。
遺族は監視カメラの全映像の開示や第三者による死因調査を求めたが、警察側は一部映像しか開示せず、第三者による死因鑑定を拒否するなど、真相解明への消極的な姿勢を見せた。
関連記事
中国の飛び込みの金メダリスト全紅嬋が大会欠場へ。けがとするが、直前には集団中傷も。貧しい家庭出身で人気の選手に何が起きているのか
中国のオフィス空室率が3割近くに。上海の交通拠点・虹橋でも賃料が10年以上前の水準へ。外資撤退で需要が消えつつある
中国映画が失速。連休直前に上映取りやめが続出。客が入らず公開見送りが相次ぎ、市場低迷が鮮明に
米下院特別委員会が発表した最新報告書で、中国の鉱業企業が世界各地で引き起こす汚職や環境破壊、人権侵害の実態がレポートされた。重要鉱物の覇権を狙い「鉱物マフィア」と化す中国企業の暗部を告発している
中国で「反スパイ」強化を背景に、海外からの帰国者が重点監視対象とされ、言動や交友関係まで記録される動きが各地で広がっている。監視網の社会的拡大が指摘されている