硫黄島戦没者遺骨23柱帰還 千鳥ヶ淵で引渡式 小林防衛大臣政務官が参列
2025年7月17日、小林一大防衛大臣政務官は、防衛省・自衛隊を代表して千鳥ヶ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)において実施された「硫黄島戦没者遺骨引渡式」に参列し、献花を行った。この式典には、硫黄島から新たに帰還した23柱の戦没者の御遺骨が迎え入れられ、厚生労働省に正式に引き渡された。
今回の遺骨は、令和7年7月2日から派遣された硫黄島遺骨収集団によって収容され、日本本土へ移送されたものである。引渡式では、遺骨収集団の入場、御遺骨の引き渡し、仮安置、黙とう、献花といった厳粛なプログラムが進行した。その後、同所で収集団の解団式も行われたという。
厚生労働省は、戦没者の遺骨収集事業を推進しており、外務省や防衛省と連携しつつ、関係者や関係国の協力のもとで、戦没者の尊厳と家族の思いに応えるべく収集活動を続けている。防衛省・自衛隊も、自衛官による現地支援や輸送協力など実務面で寄与している。
関連記事
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
2022年の安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判第13回公判が3日、奈良地裁で開廷した。安倍氏の妻である昭恵さんが初めて出廷した