公共インフラも「副業」を余儀なくされる時代に
昼は客を乗せ夜は荷物を運ぶ 経営難の中国バス業界が副業に活路
経済低迷と公共財政の逼迫が続くなか、中国河南省鄭州市の国有バス会社は、運行コストを補うために、昼間は乗客を運び、夜間は物流大手・順豊エクスプレス(SF Express)と提携して宅配便を運ぶ試験運用を始めた。
3000台以上の車両を抱える同バス会社は、昨年、客数の激減によって数億元(数十億円)規模の赤字に陥ったことが背景にあった。
本紙の取材に対し、鄭州市民は「失業者も多く、バスを使う人は減って、みんな節約のために歩いている」と語る。市民の懐事情に加え、配車アプリや自家用車の普及もあり、各地でバス利用は大きく落ち込んだ。
関連記事
北京の病院前で、「補助はありますか」と小さく尋ねる失業者たち。違法と知りながら自分の血で生活をつなぐ現実、なぜここまで追い込まれるのか
北京の「国家信訪局」に並ぶ人々。
最後の望みをかけて上京しても、途中で連れ戻される現実。
「見えない、聞こえない指導者が国を壊した」
寒空の下で上がった声が、いまの中国社会の重さを物語っている
米シンクタンクCSISの報告書は、中共軍の高級将校101人が2022~26年に粛清されたと指摘。中央軍委副主席ら中枢幹部失脚、ロケット軍被害最大。習近平の忠誠確保策が軍の指揮体系と戦備に深刻な影響
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。
今年の中国旧正月、市場は閑散。収入安定層さえ財布の紐を固く締め、買い控えが鮮明に。お金があってもなくても消費せず、経済不安が庶民を直撃。北京や地方で同様の冷え込み