台風ダナス通過後、停電復旧作業中の作業員が、ヘルメットの灯りを頼りに路上で簡単な食事をとる様子。台湾電力が2025年7月7日夜、SNSで公開した写真(facebook.com/TaiwanPowerCompanyより)
台風ダナス直撃で80万戸以上が停電 「史上初ルート」の猛威に立ち向かう人々

ヘルメットのヘッドライトの灯りを頼りに路上で食事 電力復旧に奔走する台湾の作業員たち

台風4号「ダナス」が観測史上初めて台湾南部・嘉義県に上陸し、暴風と豪雨による広域停電が発生した。復旧作業の最前線では、昼夜を問わず作業にあたる電力スタッフたちが、市民の暮らしを守るため懸命の努力を続けている。

台風4号(ダナス)は7月7日未明、台湾南部の嘉義県(かぎけん)に上陸後、北上して東シナ海へ抜けた。台湾電力(台電)によると、今回の台風によって台湾全土で一時80万戸以上が停電した。8日朝の時点でも17万戸以上が未復旧のままとなっている。

 

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の頼清徳総統は22日にアフリカのエスワティニを訪問する予定だったが、出発前に日程の取り消しを発表した。航路が通過する他の3か国が、中国共産党(中共)の圧力を受けて飛行許可を撤回したためだ。
台湾の頼清徳総統が4月22日から予定していたアフリカ南部エスワティニへの公式訪問が、中国共産党(中共)からの圧力を受けた経由国による飛行許可の取り消しを受け、急きょ見合わせとなった。頼総統は、外部からの妨害によって台湾の姿勢が変わることはないと反発している
香港政府が、香港紙「アップルデイリー」創業者の黎智英氏を巡り、国家安全犯罪に関連するとする資産の没収を高等裁判所に申請していたことが明らかになった。対象額は少なくとも1億2700万香港ドル(約24億4千万円)で、7月8日に審理が行われる見通しだ
中共の官製メディアは、自主開発した海底ケーブル切断装置が水深3500メートルの深海で試験に成功したと明らかにした。専門家は、この技術が台湾やグアムの戦略安全保障を脅かしかねないとして、国際的な連携強化と制裁措置の整備を訴えている
米インド太平洋軍司令官のサミュエル・パパロ氏は4月21日、台湾の頼政権が提案した追加の防衛予算に対して最大野党・国民党が難色を示している状況を念頭に、米国の台湾防衛への関心は「台湾自身の関心を上回ることはできない」と強調し、予算の早期成立を促した