エアバスA320旅客機のイメージ(Jean-Pierre Muller/AFP via Getty Images)

中国C919旅客機はエアバスA320のコピーか 中国共産党の技術模倣疑惑

中国が開発したC919旅客機は、エアバスA320と性能が酷似し、部品の約8割を欧米に依存している。さらに、2000年代に中国でA320型機が謎の失踪を遂げたことで、リバースエンジニアリングによる技術模倣疑惑が浮上。C919開発の裏側と航空業界への影響を徹底解説する。

エアバス元幹部やフランスの元情報官の証言によれば、中国が2000年以降に購入したA320型機のうち、1機が飛行記録や整備履歴を一切残さず姿を消した。

航空業界では、この失踪機を中国側が分解し、C919開発の参考に使ったとする見方が定着している。中国はこうしたリバースエンジニアリングによって西側の技術を模倣しており、その手法は航空分野だけでなく、通信、電気自動車、高速鉄道など幅広い産業に及んでいる。

▶ 続きを読む
関連記事
中国が「レアアース」を外交の武器とする戦略の限界を分析。その優位性は技術力ではなく、環境破壊や低賃金という犠牲の上に立つ危ういものだ。西側の供給網再構築が進む中、中国の地政学的脅迫は通用しなくなる
二十大(第20回党大会)後の中国共産党で、中央委員ら約70名が粛清される異例の事態となっている。文革後最大規模となる指導部の崩壊は、習近平氏による独裁体制の不安定さと、党内闘争の白熱化を浮き彫りにした
中国共産党中央政治局委員の馬興瑞が3日、失脚が公式に発表された。馬興瑞にはかつて二つの大きな後ろ盾がいたとされ […]
中国経済の減速が鮮明となり、外資撤退や民間企業の不振が雇用環境を悪化させている。若者の就職難と低賃金が深刻化し、消費控えも拡大。社会全体に先行き不安が広がるも、打開策は見いだせていない
湾岸地域と中東の情勢が米国・イスラエルとイランの直接衝突により混乱に陥る中、中国共産党(中共)の王毅外相とパキスタンのダル外相が北京で「湾岸・中東地域の平和と安定の回復に関する五つの提案」を発表した