米国の不法越境者数が過去最低 2か月連続で不法入国者ゼロ
米トランプ政権は7月2日、6月の不法越境者数が過去最低に達したと発表し、同時に2か月連続で米国内陸部に不法移民を一人も釈放していないと明言した。6月に南部国境で国境警備隊が確認した不法移民の数は6070人にとどまり、これまでの記録を更新した。さらに、米国内へ逃げ込んだ人数も2024年の同時期と比較して90%減少している。かつて国境警備隊は、この数値が1日平均38人にのぼっていたと明かしている。
6月28日は、1日に確認された越境者数が最少となり、その数はわずか137人であった。2023年末には不法越境者数がピークを迎え、南部国境で1日1万人超という事態も発生していた。
トム・ホーマン国境業務責任者はXで、「これほど低い数字を見たのは初めてだ」と強調し、国境警備隊が2か月連続で移民を一人も釈放していない事実を補足した。バイデン政権時代には、数万人規模の移民が米国内に釈放され、移民裁判所への出廷を指示される対応が常態化していた。
関連記事
ホワイトハウスは、実務調整の遅れからヴァンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。トランプ大統領らが署名した暫定合意(MOU)に基づき、海上封鎖は解除されたものの、今後の核交渉の先行きは不透明だ
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
G7首脳は17日、各国が重要鉱物の輸出を一方的に制限したり、報復として規制を科したりしていることへの「強い懸念」を表明する声明を発表した。専門家は、中共が世界を脅迫する最大の経済的カードを失うことになると指摘している。
英国がロシアへの新たな制裁を発表。対象には「影の船団」や、軍事援助を提供する中国企業、制裁逃れを支える金融ネットワークが含まれる
トランプ米大統領が半導体産業の米国回帰を強調した。学者は、「米国の台湾見放し」と捉えるのは早計、中国に依存せず、民主主義国家を中心としたサプライチェーン再編が進んでいると指摘