中国軍機と無人機 沖縄本島と宮古島間を通過 自衛隊が緊急発進で対応
防衛省統合幕僚監部は6月30日、中国共産党(中共)軍の航空機と無人機が沖縄本島と宮古島の間を通過したと発表した。発表によれば、同日午前から午後にかけて、中共軍のY-9哨戒機1機が東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に出た。その後、太平洋上で旋回し、再び同じルートを通って東シナ海へ戻ったことが確認された。
また、同じく6月30日午前から午後にかけて、中共軍のBZK-005偵察型無人機1機も東シナ海方面から飛来し、Y-9哨戒機と同様に沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に至り、反転して再び同区間を通過し東シナ海に戻った。
これらの動きに対し、航空自衛隊南西航空方面隊の戦闘機が緊急発進し対応した。
関連記事
韓国大統領の訪中。北京は韓国を日米韓の枠組みから引き離そうと楔を打ち込むが、北朝鮮問題での無策や技術盗用の懸念が壁となる。経済協力の裏に潜む情報流出のリスクと、揺れる東アジア情勢を分析
8日、ロシア海軍の艦艇1隻が長崎県対馬近海を航行し、東シナ海へ向けて通過した
沖縄を巡って、目に見えない形の攻防が続いている。争われているのは基地や政策ではない。「沖縄は日本の一部である」という前提そのものだ。中共は歴史、国際法、人権、メディア、軍事行動を結び付けた認知戦を水面下で進めている。
2026年度予算案で防衛費は過去最大の約9兆円超。スタンド・オフ能力や無人機、次期戦闘機開発を促進し、組織改編や処遇改善も盛り込まれた。
23日、海上保安能力強化に関する関係閣僚会議が開催。尖閣周辺等の緊迫した情勢を背景に、大型巡視船や無操縦者航空機の増強、自衛隊や同志国との連携深化など、日本の海を守り抜く重点方針を確認した