2012年7月20日、インディアナ州ホワイトランド近郊のトウモロコシ畑で灌漑システムを動かす農家。(Scott Olson/Getty Images)

穀物収穫量を最大50%減少 中国共産党流の農業テロリズム

米司法省は、中国籍の訪問研究者、簡雲清(ジャン・ユンチン)と劉遵勇(リュウ・ズンヨン)の2人を、アメリカに致命的な真菌「フザリウム・グラミネアルム」を密かに持ち込んだとして逮捕・起訴した。この真菌は、アメリカの穀物生産に壊滅的な被害をもたらす可能性がある。

アメリカ国民は、この2人の研究者がアメリカ法を故意に破っただけでなく、中国共産党(中共)の指示を受けて行動した可能性を理解すべきだ。簡は中共の党員とされ、劉は簡の依頼でこの病原体を密輸したことを認めている。

彼らは単なる悪徳な科学者ではなく、組織的な目的を持っていた可能性が高い。

▶ 続きを読む
関連記事
中共当局による突然の公演中止にもかかわらず、浜崎あゆみは無観客の上海会場でフルステージを完遂。毅然とした姿勢が中国内外で称賛を集め、政治的圧力を上回る“完勝”を果たした
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
中国で利益を得られるのは「一時的」。技術を奪われ、市場は最終的に中国企業のものになる。西側企業は今ようやく、この現実に気づき始めた
浜崎あゆみの上海公演が中共の意向で急遽中止。しかし彼女は観客なしで本番同様のライブを完遂し、世界から称賛を集めた。中共は虚偽説明で一時しのぎのごまかしを図るも、浜崎の冷静な対応が評価を高めた
中国共産党軍は日本を恫喝するも、その実態は装備・組織面で脆弱。日中が衝突すれば、中国側の実力不足が露わとなり、宣伝とは逆に軍の限界が明確にされる状況にある​