ドナルド・トランプ大統領は、2025年6月21日、J・D・ヴァンス副大統領、マルコ・ルビオ国務長官、ピート・ヘグゼス国防長官とともにホワイトハウスから国民に向けて演説を行った。Carlos Barria/Pool via Getty Images

米国の攻撃後 トランプ氏「イランが和平に応じなければ大規模な攻撃」と警告

6月21日夜、ホワイトハウスでの演説において、ドナルド・トランプ米大統領は、米国によるイランの核関連施設を標的とした一連の攻撃の成功を発表し、イランが報復を選択した場合には、さらに大規模な攻撃が行われると警告した。

「我々の目的は、イランの核濃縮能力の破壊と、世界最大のテロ支援国家がもたらす核の脅威の阻止であった。本日、世界に向けて、これらの攻撃が驚異的な軍事的成功であったことを報告できる」とトランプ氏は発表した。

この攻撃は、イスラエルが6月13日未明に奇襲を仕掛けて開始した軍事作戦に、米国が直接介入したことを示すものである。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、自国の奇襲作戦を、イランの核計画を排除し、その攻撃的な核能力を無力化するための措置であると述べていた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領が対イラン戦闘作戦を「2週間以内」に終結させる可能性に言及
ヘグセス米国防長官は記者会見で、イラン情勢が数日以内に正念場を迎えると警告した。中露によるイラン支援の動向を注視しつつ、必要があれば両国への対抗措置も辞さない構えだ
学者・郭育仁氏は、日本の「インド太平洋特遣隊」が4月の米比日澳演習に参加し、戦後初の地上部隊によるアジア輪番駐留に踏み出すと分析。日米の「双矛」化と南部の網目状同盟で、台湾を囲む抑止網が激変している
イスラエル軍、イラン中部のイラク(Arak)工場を攻撃したと発表
今回の攻撃はフーシ派による戦争への初の直接的な軍事行動であり、米国とイスラエルによるイラン攻撃が続く中、さらなる事態悪化の予兆となっている