ロサンゼルス(カリフォルニア州)-2025年6月16日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(背番号17)が、ドジャー・スタジアムで行われたサンディエゴ・パドレス戦の1回表、マウンドから投球する様子。(Harry How/Getty Images)

大谷翔平が二刀流復帰戦 初回投げ切り2打席連続適時打で躍動 ドジャース勝利を導く

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、現地時間16日(日本時間17日)のサンディエゴ・パドレス戦で「1番・投手兼指名打者」として先発出場し、約1年10カ月ぶりとなる二刀流での公式戦登板を果たした。大谷はまず初回表に投手としてマウンドに上がり、2安打と犠牲フライで1点を失ったが、最速100.2マイル(約161.3キロ)を記録し、1回を投げ切った。その後、初回裏に打者として先頭打者で打席に立ち、パドレス先発ディラン・シース投手と対戦。フルカウントからスライダーに空振り三振を喫した。

2回以降は指名打者として試合に出場し続けた。この「大谷ルール」とも呼ばれるMLBの特例により、先発投手が降板した後もDHとして打席に立つことが認められており、大谷は2回以降も打者としてチームに貢献した。

大谷は3回に左中間への適時二塁打を放ち、同点に追いつく活躍を見せた。さらに4回には右前への適時打で2打席連続のタイムリーを記録し、打者としても存在感を示した。これにより、自らの失点をバットで取り返す形となった。

▶ 続きを読む
関連記事
留学生の学費は見直しが進む。早稲田大が引き上げを検討し、東北大は2027年度から1.7倍の90万円へ。支援体制の負担増が背景にある。
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている