感情と病気の関係
感情は私たちを病気にするのか?
私たちは、自分の感情がどのように体に影響を与えているかについて、深く考えることはあまりありません。もし「感情が体に現れることはない」と思っているなら、最後に本気で怒ったときを思い出してみてください。心臓がバクバクしたり、あごを食いしばったり、顔が赤くなって汗をかいたりしたかもしれません。怒りによるエネルギーが急激に湧き上がり、思わず口に出すのをためらうような言葉が出そうになった経験があるかもしれません。
感情の反応は、確かに身体に影響を及ぼします。
科学的思考が支配する現代社会では、身体と感情はしばしば別のものとして捉えられがちです。しかし、多くの古代文化――そしてそこから発展した医療体系――では、両者の深い結びつきが認識されていました。彼らは、感情が身体に強く作用し、健康状態を好転させることもあれば、悪化させることもあると理解していたのです。
関連記事
ストレスが続くと、睡眠や体の回復力にも影響が及びます。中医学の医師が教える、心身の負担を和らげる2つの対処法を紹介します
顔のしわは、年齢だけでなく心臓の健康とも関係する? 中医学が注目する3つの顔の特徴と、自宅でできるツボ押しや養生法を紹介します
恐怖は心だけでなく、体にも影響を残すことがあります。頻尿、不眠、動悸と腎の関係を中医学の視点で解説します
食事抜き、睡眠不足、トイレの我慢。忙しい人が見逃しがちな過労のサインと、体を守るセルフケアを紹介します
近年は現代医学でも、腸内環境と皮膚の健康をつなぐ「腸皮膚軸」に注目が集まっています。シミを表面だけでなく、内側から見直す視点を紹介します