アメリカのホワード・ルートニック商務部長(Travis Gillmore/英文大紀元)

米中貿易協議 レアアース輸出制限で枠組み合意 貿易休戦と輸出規制緩和に前進

6月10日、アメリカと中国は、ロンドンで2日間にわたり行った貿易協議を終え、貿易休戦の再構築と、中共によるレアアースの輸出制限問題の解決を目的とする枠組み協議で一致した。ハワード・ラトニック米商務長官は、今回の枠組み合意が先月ジュネーブで成立した合意に「実質的な内容」を加えるものであり、中共が米国に対して、課していた一部の輸出制限についても、撤廃される見通しであると述べた。

ラトニック氏は「枠組み合意に達し、ジュネーブでの共通認識や両国首脳による電話会談の内容を具体化した。今後はトランプ大統領に報告し、承認を得る予定である。中共側も習近平に報告し、承認を求める」と説明し「両首脳の承認が得られ次第、実行段階へ移行する」と強調した。

中共側も同様の立場を示した。6月5日に行われた両国首脳の電話会談およびジュネーブでの会談内容を踏まえ、中共商務部副部長の李成鋼氏は「原則的に枠組み合意に達した」と記者団に語り、今後、両国首脳に協議内容を提出する方針を明らかにした。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエル専門家が指摘:トランプ氏の軍事行動はイラン・ベネズエラを打撃し、中共の石油パイプラインを断つ「酸素戦争」。旧秩序を破壊し、権威主義体制の瓦解を促す新地政学
パナマ当局が香港CKハチソン傘下のパナマ港湾会社オフィスを捜索。最高裁が港湾契約を違憲判断し、政府がターミナル接収。中共が非難する中、パナマ大統領は法の支配を堅持と強調
米国際貿易委員会(USITC)が2月26日、中国の最恵国待遇(PNTR)撤回時の経済影響調査を開始。6年間の影響を検証し、8月報告予定。トランプ大統領の訪中を前に、米中貿易摩擦再燃の兆しかも
トランプ米大統領は2月19日の平和委員会で、国連への資金提供と機能強化を表明。「国連を再生させる」と強調し、米国が支援して持続運営を確立すると語った。過去の削減方針から転換か
ルビオ米国務長官のミュンヘンでの演説は多くの欧州指導者を不安にさせたが、それでもなお、万雷の拍手で迎えられた