米国の留学生ビザ制限と日本の受け入れ政策 参院委で神谷議員が問題提起
6月10日に開催された参議院財政金融委員会において、神谷宗幣議員(参政党)は米国がハーバード大学などに在籍する外国人留学生に対してビザ発給の制限や国外退去処分を行っている背景について、政府の見解を質した。
外務省の熊谷審議官は、「日本政府として米国の政策決定の背景を説明する立場にはない」としつつも、米国時間6月4日に発表された大統領布告の内容を紹介した。それによれば、ハーバード大学が外国人学生に関する違法行為について国土安全保障省への十分な情報提供を拒否したこと、これが安全保障上のリスクをもたらすことが記載されていると説明した。
神谷議員はさらに、米国大統領布告の内容を引用し、「中国などの敵対勢力が学生ビザを悪用し、名門大学で情報収集を行っている」「ハーバード大学は過去10年で中国から1億5千万ドル以上を受け取っており、中国共産党の純軍事組織の後継者を繰り返し受け入れて訓練していた」と指摘。ハーバードの研究者が中国の軍事近代化に貢献し得る研究を中国拠点の個人と共同で行っていた事例も報告されていると述べた。こうした背景から、米国は非民主的な国からの留学生受け入れを制限していると説明した。
関連記事
高市早苗首相は7月29日、Xへの投稿で「社会保障国民会議」の中間とりまとめについて報告し、2029年度から導入する「給付付き税額控除」の概要を明らかにした。政府は、物価高や税、社会保険料の負担に直面する中所得・低所得者の負担軽減を「現下の最重要課題」と位置づけた
鈴木農林水産相は閣議後の記者会見で、米穀の需給と価格の安定に関する基本指針の策定に向けて食料部会を開き、政府備蓄米の買い戻しについて検討を進める方針を明らかにした。
自民党政務調査会のインテリジェンス戦略本部は28日、政府の情報活動強化に関する提言をまとめた。安全保障を目的に行政機関がメールや電話などの通信情報を収集する、いわゆる「行政傍受」の導入検討が柱の一つとなっている。
政府は28日午前、首相官邸で犯罪対策閣僚会議を開き、危険性の高いストーカー加害者にGPS機器を装着し、被害者への接近を通知する新たな保護措置の検討を盛り込んだ緊急対策を決定した
高市早苗首相は27日、首相官邸で記者会見を行った。特別国会は25日に閉会した。首相は飲食料品の消費税減税について、超党派の社会保障国民会議で結論を得た上で速やかに法案を提出する考えを示した