中共が技術窃取を加速 米商務長官が警告

ラトニック米商務長官は、AIや航空技術などの先端分野において中国共産党(中共)が技術窃取の動きを加速させていると警鐘を鳴らし、アメリカ政府に対し輸出管理の強化と国内産業回帰の推進を訴えた。

6月5日の下院公聴会において、ラトニック氏は輸出管理規則の厳格な執行を通じて中共による重要技術の窃取を防止すべきだと主張した。

ラトニック氏は議会に対して、商務省の産業安全保障局(BIS)への予算増額と現地検査員の増員を提案し、倉庫や輸出業者の監査を強化する必要性を強調した。また、中国国内に2人以上のBIS職員を常駐させ、執行体制の強化を図る計画も示した。

▶ 続きを読む
関連記事
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
中国SNS「ウェイボー(微博)」で異例の凍結ラッシュ。「于朦朧事件」に触れた人は次々と凍結され、利用者の怒りが高まっている。
米下院が社会主義体制の弊害を非難する中、中国共産党からの離脱「三退」は4億5500万人を突破。宗教弾圧や権力集中への国際的懸念が強まる一方、中国社会では静かな体制離れが広がっている
「どう生きろというのか」無給5か月の公立病院で職員が絞り出した一言が「繁栄」チャイナの裏側を物語っている