令和7年6月6日、石破総理は、総理大臣官邸で第22回外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議に出席した。(提供 首相官邸)

外国人との共生社会実現へ 政府が受入れ・共生会議を開催 自民党「違法外国人ゼロ」など提言

政府は6月6日、外国人材の受入れと共生に関する関係閣僚会議(第22回)を首相官邸で開催した。会議では石破総理が、近年の社会情勢を踏まえ、外国人と日本人が秩序を持って共に暮らす社会の実現に向けて、出入国や在留管理の一層の適正化に取り組む決意を表明した。

石破総理は冒頭、「外国人との共生社会の実現は、我が国の持続的な発展に不可欠である」と述べ、政府全体での取り組みを強化するため、司令塔機能の強化を明言した。また、「自民党からも、こうした問題意識の下、外国人との秩序ある共生社会の実現に向けた提言をいただきました」と述べ、自民党の提言に言及した。

自民党は5日、党の「外国人との秩序ある共生社会実現に関する特命委員会」(委員長・小野寺五典政調会長)を中心に、外国人の受け入れ拡大に伴う課題への対応を求める提言を石破首相に提出した。提言は「違法外国人ゼロ」を目標に掲げ、国民の安心・安全の確保を最優先に、外国人政策全体の一体性と整合性を確保する司令塔体制の構築を求めている。具体的には、以下の3つの原則に基づいた見直しを政府に提案した。

▶ 続きを読む
関連記事
政府は2026年3月10日、訪日外国人の事前オンライン審査を行う電子渡航認証制度「JESTA」の創設や、在留資格の手数料引き上げを柱とする入管難民法改正案を閣議決定した。参政党の安達悠司議員が政府の姿勢を問いただした
経団連が策定した2040年を見据える国家戦略「科学技術立国戦略」。構造的課題を克服するため、投資牽引型への転換や世界トップ水準の研究開発投資など、政府への提言内容と目指すべき社会像に迫る
来日中のベッセント米財務長官と片山さつき財務相は12日午前、東京・霞が関の財務省内で約35分間会談した。片山氏は会談後の記者会見で、足元の為替動向をめぐり、日米間で非常によく連携できていることを確認したと明らかにした。
レアアースの輸出制限や安価な中国製品の世界市場への流入など中共政府の政策が世界経済に混乱をもたらしている。そうした中、ブリュッセルで日本とEUがハイレベル経済対話を開催。貿易・産業政策や経済安全保障に関する協力を協議した
グラス駐日米大使が、高市政権の外交を「安倍氏の遺産を発展させたもの」と絶賛。提唱から10年を迎えた「自由で開かれたインド太平洋」構想を軸に、日米同盟の深化と中国への抑止力強化が進む現状を解説