夫婦別氏法案に疑問「現状に即した議論を」 戸籍制度の意義も強調 =参政党・吉川里奈衆議
参政党の吉川里奈衆院議員は、2025年6月4日の衆議院法務委員会で、立憲民主党が提出した選択的夫婦別氏制度導入を目指す民法改正案について、「旧氏の通称使用が大きく広がる中、なぜ30年前の案をほぼそのまま提出したのか」と疑問を呈した。吉川氏は、「立法事実」、すなわち「法改正の必要性を示す根拠」が現在の社会状況に即していないのではないかと指摘した。
吉川氏は、現在では婚姻前の名字(旧氏)を仕事や公的な場面で使うことが広く認められるようになっていると説明。こうした状況下で新たな法改正が本当に必要なのか、実際に現行制度で不都合が生じている具体的事例を示すべきだと主張した。一方、立憲民主党の米山隆一議員は、過去の法制審議会答申を踏まえた法案であっても現代でも適用可能だと反論し、氏名が個人のアイデンティティに深く関わることや、登記やパスポート取得の際に旧氏併記では不便が残るとの意見を紹介した。
吉川氏はまた、この議論は単なるアイデンティティや感情の問題ではなく、日本独自の戸籍制度の在り方、国の根幹に関わる重要な問題だと強調した。戸籍制度について吉川氏は、「家族の関係や身分を公に示す文化的な柱です。夫婦別姓の導入は現行の同一戸籍、同一氏という家族の形を根本から否定することになります。だからこそ、現状の課題を丁寧に洗い出し、社会全体が納得できる形で議論を進めて頂きたい」と訴えた。
関連記事
高市早苗首相は8月30日、自身のXを更新し、ホルムズ海峡が事実上閉鎖されたことでペルシャ湾内に滞留していた日本人乗組員全員が、すでに脱出したと明らかにした。日本籍船もすべて脱出を完了しているという
法務省出入国在留管理庁は、令和8年10月1日から在留資格の変更許可、在留期間の更新許可、永住許可にかかる手数料を改定する。経済的に困窮する人への減額措置なども含まれる
出入国在留管理庁は、2024年の出入国管理及び難民認定法(入管法)改正に伴い、新設する「永住者の在留資格の取消 […]
赤沢経済産業相は紅海情勢の緊迫化を受け、日本向け原油の輸送ルートがアフリカ南端の喜望峰を回る迂回航路へ切り替わっていると説明した。輸送期間の長期化により、日本向け原油タンカーの9月の調達率は、本来の予定から一時的に8割へと減少する見通し
国土交通省と観光庁は7月17日、外国人によるレンタカー事故を抑えるため、新千歳、福岡、那覇の3空港周辺にある主要国道で、カラー舗装や路面表示などの安全対策を本格的に実施すると発表した。