人は動いた、だが財布の紐は固いまま…
中国の端午節連休 旅行者は増加したが一人当たり消費は減少
6月3日に、中国の文化旅遊部が発表した統計によると、今年の端午節(たんごせつ)に伴う3連休中(5月31日~6月2日)の国内旅行者数が概算値で延べ1億1900万人に上った。旅行者数は前年比5.9%の増加となったものの、一人あたりの消費額は減少し、一人あたりの平均消費額は、前年の366.82元から2.1%減って359.1元(約7千円)だった。
背景にあるのは、長引く経済の停滞と先行き不透明な雇用・収入状況だ。不動産市場の危機が尾を引く中、米中貿易摩擦の激化も先行きへの不安材料となっており、消費者心理には根強い慎重さが在る。観光地に活気が戻っても、財布のひもは締まったままという状況が続いている。
関連記事
中央軍委副主席張又侠と軍委委員劉振立拘束を契機に、北京・上海など主要軍区で幹部交代が相次ぎ、習近平の不安が浮上。党内抗争激化で馬年の政治情勢は前例なき混戦状態にある
旧正月特番が「広告だらけ」と炎上。さらに神々の演目直後に突然終了……いったい何が起きたのか
中国で2200万円の新築が住めない家に。床をはがせば黒カビ。3歳児が肺炎で入院、検査で「カビとの関連」が指摘されたのに、会社側は「暖房が原因」と説明
空を舞う天女、神々の舞。その直後、画面は広告へ切り替わった。中国の旧正月特番で異例の事態が起きた。
張又俠拘束報道を背景に開かれた中国・北京の旧正月祝賀会は、笑顔や祝賀ムードに乏しく重苦しい雰囲気に包まれた。習近平が登壇するも、笑顔乏しく、演説も定型句の繰り返しが目立った。長老不在や厳戒警備も指摘され、党内の緊張と分裂の深まりを示す行事となった