中国の人気観光スポット万里の長城(shutterstock)
人は動いた、だが財布の紐は固いまま…

中国の端午節連休 旅行者は増加したが一人当たり消費は減少

6月3日に、中国の文化旅遊部が発表した統計によると、今年の端午節(たんごせつ)に伴う3連休中(5月31日~6月2日)の国内旅行者数が概算値で延べ1億1900万人に上った。旅行者数は前年比5.9%の増加となったものの、一人あたりの消費額は減少し、一人あたりの平均消費額は、前年の366.82元から2.1%減って359.1元(約7千円)だった。

背景にあるのは、長引く経済の停滞と先行き不透明な雇用・収入状況だ。不動産市場の危機が尾を引く中、米中貿易摩擦の激化も先行きへの不安材料となっており、消費者心理には根強い慎重さが在る。観光地に活気が戻っても、財布のひもは締まったままという状況が続いている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で企業の過去帳簿や領収書、資金の流れに対する税務調査が強まっている。土地収入の減少に直面する地方政府が、税務調査や罰金、非税収入で財政不足を補おうとしているとの見方が出ている
中共は日本の防衛・軍備強化計画を批判し、アジア太平洋各国に対し日本の「新たな軍国主義的行動」への共同で対抗するよう呼びかけたが、小泉防衛相のみならず、海外の専門家からも日本の軍備強化加速はあくまで対応的なものだという声が多く上がっている
「純銀製」のはずが基準未達。中国の宝飾大手「周六福」で品質問題が発覚。苦情は約4700件、加盟店は1年で598店減少。失ったのは売り上げだけではなく、消費者の信頼
「冤罪は誰にでもある」この言葉を発したのはネット民ではなく、中国の検察だった。市民の訴えを「不受理」としたうえで、「もう忘れて穏やかに暮らしてほしい」と回答。中国ネットでは「検察がそれを言うのか」と驚きの声が広がっている
「運転支援だから大丈夫」と、ハンドルから手を離した数秒後、車が大型トラックに追突。一家3人が死亡した。運転支援と自動運転、その違いを知っていますか