中国 4月のPPI CPIともに下落 景気回復に暗雲
10日に、中国共産党(中共)国家統計局が発表した最新データによると、2025年4月の工業生産者出荷価格指数(PPI)は前年同月比で2.7%下落し、過去6か月で最大の下げ幅となった。消費者物価指数(CPI)も前年同月比で0.1%下落し、3か月連続のマイナスとなった。これにより、国内のデフレ圧力が一層深刻化した。
中国経済は、不振が続く不動産市場、高水準の家計債務、雇用の不安定さなどが投資と消費を抑制し、デフレ圧力が根強い状況が続き、また、米中貿易摩擦による外部リスクも高まった。統計局によれば、4月のPPIは前月比でも0.4%下落した。工業生産者の仕入価格も前年同月比で2.7%、前月比で0.6%の下落となった。1〜4月の平均では、出荷価格・仕入価格ともに前年同期比で2.4%の下落となった。
投資会社Pinpoint Asset Managementの社長でチーフエコノミストであるジーウェイ・チャン氏はロイターに対し、「中国は、引き続きデフレ圧力に直面している」と述べ、「輸出の減速が見込まれるため、今後数か月は、さらに厳しくなる可能性がある」との見通しを示した。
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