SBI証券は2025年5月6日、同社が取り扱う全ての中国株式(約1300銘柄)について、新規の買い注文の受付を停止したと発表した。写真はSBIホールディングスのイメージ画像(Shutterstock)

SBI証券 中国株全銘柄で新規買い注文を停止 口座乗っ取り被害拡大で対策強化

SBI証券は2025年5月6日、同社が取り扱う全ての中国株式(約1300銘柄)について、新規の買い注文の受付を停止したと発表した。これは、近年急増している証券口座の乗っ取り被害への対応策として実施されたものである。

証券口座の乗っ取りによる不正取引は2025年に入り急増しており、金融庁の発表によれば、2025年2月から4月中旬までの3か月間で不正売買の件数は1400件、被害総額は900億円を超えた。これらの被害の多くは、中国株を利用した不正売買で発生している。背景には中国株式市場の長い低迷がある。

SBI証券では、2025年1月以降、不正取引が多発していた一部の中国株について順次買い注文の受付を停止してきた。しかし被害の拡大を受け、今回すべての中国株に対象を広げた。なお、売却注文については一部銘柄を除き通常通り受け付けている。

▶ 続きを読む
関連記事
夏休みに向けた日本への団体旅行の募集を再開していた中国の国有旅行会社が、突如として募集を停止したことが明らかになった。複数のメディアが報じた。
トランプ大統領は、米AI大手アンソロピックを国家安全保障上の脅威とみなす見解を撤回した
高市首相の台湾有事の発言から訪日中国人観光客が大幅に減少し、脱中国化も進んできている。そうした中、中国が日本観光を再開する動きがあることがわかった
19日午前、東京都内の小学校で火災が発生し、濃い黒煙が校舎から立ち上った。校舎4階の約200平方メートルが焼け、合わせて10人以上が負傷した。警察・消防によると、火はすでに鎮圧され、逃げ遅れた人はいないという
性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する理解増進法「基本計画」の閣議決定を機に、性多様性のあり方が議論されている。しかし、個人の尊重と同時に、数千年にわたり人類文明を支えてきた「伝統的家族」の意義も見落としてはならない。その根基を今こそ見つめ直す