中国のネット発の食品安全運動。食の安全を訴える市民。(スクリーンショット/合成)
「食品の安全を守れ!」――無関心な当局、声を上げ始めた市民たち

「毒された食卓」中国食品安全に国民の怒り爆発

添加物まみれの野菜、発がん性油…中国の庶民は『命がけの食事』を強いられている。

「明らかに毒なのに、誰も止めようとしない」――ネット発の食品安全運動が中国全土で共鳴を呼んだ。

有害添加物や違法農薬の使用が蔓延し、「毒入り食品」の内部告発が続出するなかで、各地で今、食品の安全を求める市民の声が高まりを見せている。なかでも、ネット配信者らによる「食品安全連盟」が支持を集めており、「有害な添加物や防腐剤に対する厳しい取り締まり」を呼び掛ける声とともに、遺伝子組換え食品や「事前調理済み食材(予製菜)」の学校導入に反対する声が広がっている。

▶ 続きを読む
関連記事
北京の病院前で、「補助はありますか」と小さく尋ねる失業者たち。違法と知りながら自分の血で生活をつなぐ現実、なぜここまで追い込まれるのか
北京の「国家信訪局」に並ぶ人々。 最後の望みをかけて上京しても、途中で連れ戻される現実。 「見えない、聞こえない指導者が国を壊した」 寒空の下で上がった声が、いまの中国社会の重さを物語っている
米シンクタンクCSISの報告書は、中共軍の高級将校101人が2022~26年に粛清されたと指摘。中央軍委副主席ら中枢幹部失脚、ロケット軍被害最大。習近平の忠誠確保策が軍の指揮体系と戦備に深刻な影響
中国で35歳以下の失踪者が11日間で136人に達した。最年少は8歳。なぜ若者や子どもばかりが消えるのか。説明なき現実が、臓器狩りへの疑念を再び強めている。
今年の中国旧正月、市場は閑散。収入安定層さえ財布の紐を固く締め、買い控えが鮮明に。お金があってもなくても消費せず、経済不安が庶民を直撃。北京や地方で同様の冷え込み