米欧貿易協議に進展  EUが中国商品流入に警戒

欧州連合(EU)の貿易担当委員は、EUとアメリカの貿易交渉が進展しており、協定にはヨーロッパが500億ユーロ相当の米国製品の購入を増やすことが含まれる可能性があると指摘した。また、米中関税戦争の影響を受け、EUは中国の安価な商品が欧州市場に流入することに対して警戒を強めている。

EU貿易担当委員シェフチョビッチ氏は5月1日、英『フィナンシャル・タイムズ』のインタビューで、EUがアメリカと進めている貿易交渉の進展について明らかにした。

EUは、アメリカから液化天然ガスや、大豆などの農産物を増やして購入することで、アメリカの対EU貿易赤字500億ユーロを埋め合わせる提案をしている。ただし、その条件としてトランプ政権がヨーロッパ製品に対する10%の基本関税を撤廃する必要がある。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ氏は11日、ホワイトハウスで、習近平と人権問題や台湾海峡情勢など、国際的に注目される議題について協議する考えを明らかにした
米中首脳会談が迫るなか、米側はトランプ大統領の北京滞在中の警備体制を強化している。すでに約70台の警備車両と12機の輸送機が北京に到着したという。評論家は、米政府が中共の政治環境と安全上のリスクに強い警戒感を抱いていると指摘
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する
英政府は5月11日、イギリスなどへの敵対的活動に関与したとして、イラン関連の個人・団体など12者に新たな制裁を科すと発表した。制裁対象となった金融機関は、不安定化活動に関係する個人や団体にサービスを提供していた
世界の小売業界を揺さぶる中国系通販大手、SheinとTemuの対立が英国の法廷に持ち込まれた。Sheinは、Temuが数千枚に上る公式写真を使い、模倣品を宣伝したと訴えている