北京の警察によって足止めされた上海の陳情民たち、2025年4月26日。(受訪者より提供/大紀元合成)
「司法なき国」で広がる絶望

「陳情20年」の現実 叫び続ける民衆の声=中国【動画あり】

「信訪条例(2005年5月1日)」の施行開始から20年目となる今年、4月末から制度改善を訴えて国家陳情局のある北京を目指した各地の陳情民が次々と拘束・足止め、地元へ強制送還されたことがわかった。

陳情局付近の警備は異常なほど厳しく、警察は陳情民を見かけると即拘束する。それから公安派出所へ連行して登録を済ませた後、そのまま拘束されるケースもあれば、「久敬荘」と呼ばれる陳情民の一時収容施設へと放り込まれ、その後、地元へと強制的に送り返されている状況だ。

もちろん、ただ送り返されて「おしまい」というわけにはいかない。地方官僚の出世に響くため、不正の実態を中央に知られることを何としても避けたい地方政府からの報復(さらなる拘束や拷問など)を免れない。

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