研究者たちが、リコピンや抗酸化物質を豊富に含む植物性食品が、うつ病の予防や治療にいかに役立つかを調査しました(Shutterstock)
心を守る赤い力

うつ症状にトマトの力 リコピンが支える脳と心の健康

1876年にトマトから初めて抽出されたリコピンという色素の存在を研究者たちはかなり以前から知っていましたが、その健康効果が注目されるようになったのは、比較的最近のことです。

研究者たちは、リコピンがうつ病の治療に役立つかどうかを調べ、そこでリコピンは、トマトやグアバなどの赤やピンク色の果物に含まれるカロテノイド系の天然抗酸化物質であることを突き止めました。また、より広い視点からは、抗酸化物質を多く含む植物性の食品全般が、うつ病に対して効果があるかどうかも調べました。

不安やうつなどの心の不調は、体内の抗酸化物質のレベルが低いことと関係しているとされています。慢性的なストレスは、視床下部―下垂体―副腎(HPA)軸を過剰に活性化させます。

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