心を守る赤い力
うつ症状にトマトの力 リコピンが支える脳と心の健康
1876年にトマトから初めて抽出されたリコピンという色素の存在を研究者たちはかなり以前から知っていましたが、その健康効果が注目されるようになったのは、比較的最近のことです。
研究者たちは、リコピンがうつ病の治療に役立つかどうかを調べ、そこでリコピンは、トマトやグアバなどの赤やピンク色の果物に含まれるカロテノイド系の天然抗酸化物質であることを突き止めました。また、より広い視点からは、抗酸化物質を多く含む植物性の食品全般が、うつ病に対して効果があるかどうかも調べました。
不安やうつなどの心の不調は、体内の抗酸化物質のレベルが低いことと関係しているとされています。慢性的なストレスは、視床下部―下垂体―副腎(HPA)軸を過剰に活性化させます。
関連記事
イワシの栄養、健康効果、吸収を高める食べ方、保存法、注意点までを網羅。心臓・骨・脳を支える小さな魚の力を分かりやすく解説します。
毎日の食事と生活リズムを整えることが、脳卒中や心筋梗塞の予防につながる――中医学の知恵と現代研究をもとに、血管を守る食材、睡眠・運動・ストレス管理、万一の回復までを実践的に解説します。
世界最古級の発酵飲料ケフィア。長寿地域で愛されてきた理由を、最新研究とともに解説します。腸内環境や免疫、炎症対策まで、毎日の健康習慣に役立つ知識が詰まった一編です。
長時間座りっぱなしが気になる人へ。最新研究は、お茶やココアに含まれる成分が血管への負担を和らげる可能性を示唆。忙しい日常でも取り入れやすい、意外な健康対策を紹介します。
食事をしても力が湧かない原因は、インスリンだけでは説明できないかもしれません。中医学の「脾気不足」という考え方から、代謝とエネルギー低下の正体に迫ります。