トランプ氏 重要鉱物の調査を指示 中国依存からの脱却へ
トランプ米大統領は4月15日、重要鉱物およびそれに関連する製品の輸入に関する国家安全保障調査を命じる大統領令に署名した。これは、アメリカが外国、とくに中国に依存している現状が戦略的リスクとなっていないかを評価するもので、中国共産党(中共)が支配する世界の戦略資源サプライチェーンに対する直接的な対抗措置とみられる。今後、米中間の地政経済の構図に大きな変化をもたらす可能性がある。
大統領令では、外国のサプライチェーンへの過度な依存が、アメリカの防衛・インフラ・産業分野における深刻なリスク要因となっており、特に重要鉱物の加工やそれに関連する製品の領域での脆弱性が問題視されていると強調した。
こうした鉱物は、EV用バッテリー、マイクロプロセッサー、風力発電設備、軍用機のジェットエンジン、レーダーシステム、ミサイル誘導装置など、先端製造業や防衛産業を支える基幹部品に広く使用している。
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