減税で国を救う 管仲と諸葛亮に学ぶ「税制の知恵」
春秋時代、千古の名相と称される管仲という人物がいた。彼は斉国の桓公を補佐し、春秋時代の覇業を成し遂げ、民を豊かにし国を強くした。孔子でさえも「管仲が桓公を補佐し、諸侯を制し天下を安定させたことで、民は今なおその恩恵を受けている」と感嘆している(論語・憲問)。
つまり、斉国の宰相である管仲は桓公を助けて諸侯を統一し、天下を安定させた。その恩恵は後世の民にも及んでいるということだ。
彼の方法は戦争や重税に頼るものではなく、民を安定させ豊かにすることを基盤とし、それによって国家を富強にした。そして税収は自然に充実していった。さらに、災害や困難な年には減税や免税を行った。
関連記事
中国による米国債売却は「ドル離れ」を意味しない。真の狙いはドル資産の多様化や対米交渉における揺さぶりの誇示に過ぎず、海外経由の保有や国際的なドル支配の実態を見れば、人民元の台頭論は虚構であると暴く
便利さに流されがちな現代で、私たちはお金を通して何を生かし続けたいのか。人里離れた牧場でレストランを営む著者が、中央集権的な仕組みに対抗し、個人の消費選択が地域や未来を形づくる意義を問いかける論評
1992年米大統領選でブッシュを敗北させた「不況」の虚構を検証し、実態以上に選挙を動かす経済認識の危うさを指摘。現政権下の好景気や課題を踏まえ、来る中間選挙で共和党が勝つための戦略を論じる
米経済指標の好調さとは裏腹に広がる「不況認識」。主要メディアやニュースアグリゲーターの報道バイアスが人々の心理と世論をいかに誘導しているかを検証する論評
米CDCの報告システム「V-safe」に埋もれていた、無数のワクチン被害者の生々しい手記。公衆衛生を信じながら孤立と破壊に追いやられた人々の悲痛な声と、その過酷な現実に直面した筆者の苦悩を綴った論説