2022年5月10日、ワシントンDCの連邦議会議事堂で開かれた上院外交委員会の公聴会で、駐ウクライナ米国大使の指名について証言するブリジット・ブリンク氏。(Photo by SAUL LOEB/AFP via Getty Images)

ブリンク駐ウクライナ米大使 近く辞任へ

アメリカ合衆国国務省は10日に、アメリカのウクライナ大使であるブリジット・ブリンク氏が間もなく辞任することを確認した。この動きは、米ウクライナ関係にさらなる不確実性をもたらすものだ。

ロイター通信によると、国務省の報道官はメールで「ブリンク大使が間もなく辞任する。彼女は戦区で3年間勤務しており、非常に長い時間だ」と述べた。ブリンク氏は自ら辞任を決定し、外交システムからも同時に退く可能性があるとのことだ。

ブリンク氏は2022年5月に当時の大統領ジョー・バイデン氏によってウクライナ大使に指名され、バイデン政権とトランプ政権の交代を経て、在職を続けている数少ないベテラン外交官の一人だ。以前、国務省の第3位の人物であるジョン・バス氏も今年1月に辞任した。

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