芦屋市強盗殺人未遂事件 中国籍男性が不起訴に
兵庫県芦屋市で今年1月に発生した強盗殺人未遂事件で、逮捕されていた中国籍の男性(28)が不起訴処分となった。神戸地方検察庁は3月31日付でこの決定を下したが、不起訴の理由については明らかにしていない。NHKなどが報じた。
事件は1月16日、芦屋市涼風町の路上で発生した。35歳の男性が腹部を刃物で刺されるなどして重傷を負い、スマートフォンを奪われた。この男性は偶然現場に居合わせたとされ、人違いによる襲撃だった可能性が高いと警察は見ている。犯行にはマレーシア国籍の男2人(ともに58歳)が関与しており、この2人は殺人未遂罪と銃刀法違反の罪で起訴されている。
不起訴となった中国籍の男性は、実行犯とされるマレーシア人2人に犯行場所を教えたとして逮捕されていた。しかし、取り調べに対し「何も言いたくない」と容疑を否認していたという。検察は捜査の結果、この男性を不起訴としたものの、その背景や理由については公表していない。
関連記事
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
2022年の安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判第13回公判が3日、奈良地裁で開廷した。安倍氏の妻である昭恵さんが初めて出廷した