東京証券取引所(Photo by Charly TRIBALLEAU / AFP) (Photo by CHARLY TRIBALLEAU/AFP via Getty Images)

日経平均1100円超の大幅下落 米関税政策に警戒感

28日の東京株式市場で、日経平均株価が大幅に下落した。前日比1100円を超える下げ幅を記録し、5か月ぶりの安値をつけた。この急落の背景には、トランプ米大統領が発表した新たな関税政策への警戒感が強く影響している。

トランプ大統領は27日、メキシコとカナダに対する25%の関税を3月4日に予定通り発動する考えを示した。さらに、中国に対しても同日から10%の追加関税を課すと表明した。これらの発表を受け、投資家の間でアメリカの通商政策の先行きに対する不透明感が広がった。

前日の27日、ニューヨーク株式市場ではナスダック指数が約2.8%下落するなど、米国株も大幅安となった。特に、半導体大手のエヌビディアの業績見通しが市場予想を下回ったことが、テクノロジー関連株の下落を加速させた。

▶ 続きを読む
関連記事
厚生労働省が10月7日に公表した「毎月勤労統計調査」の2026年8月分結果速報によると、物価変動の影響を除いた1人当たりの実質賃金は、消費者物価指数(総合)を基準にすると前年同月比1.9%増となり、9か月連続で前年を上回った
原油価格の上昇やインフレ懸念を背景に世界的な債券安が進むなか、日本国債の利回り上昇は主要7か国(G7)の中で最も小幅にとどまった。日本は国内総生産(GDP)比で200%を超える政府債務を抱える一方、政府が保有する金融資産を差し引いた純債務は粗債務を大きく下回った。
日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を1.25%に引き上げることを決めた。1.25%は1995年以来、31年ぶりの高水準となる。利上げは前回から3か月ぶりで、これまでよりもペースを速めて利上げに動いた形となった。
総務省は2026年8月の全国消費者物価指数(2025年=100)を発表した。価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は102.0となり、前年同月比1.7%上昇した。
サウジ東西原油パイプラインが無人機攻撃で停止。赤澤経産相は、約200日分の官民備蓄と米国・UAEからの代替調達により必要な原油量は確保できると説明した。一方、中東情勢の不透明感で価格上昇が懸念される