植田和男日本銀行総裁 (Photo by Philip FONG / AFP) (Photo by PHILIP FONG/AFP via Getty Images)

日銀総裁 食料品価格上昇の影響を懸念 今後の金融政策判断に考慮へ

日本銀行の植田和男総裁は12日、衆議院財務金融委員会において、生鮮食品を含む食料品価格の上昇が国民生活に深刻な影響を与えているとの認識を示した。さらに、この価格上昇が一時的なものではない可能性を指摘し、今後の金融政策判断において考慮する姿勢を明らかにした。

植田総裁は、「購入頻度の高い品目の価格が大きく上昇し、消費者物価の総合が2%を超え、国民生活に強いマイナスの影響を及ぼしていることは深く認識している」と述べた。これは、日常的に購入する食料品の価格上昇が家計に与える影響の大きさを認めたものである。

さらに、植田総裁は「値上がりが一時的なものでは必ずしもなく、人々のマインドや期待物価上昇率などに影響を与えていくというリスクはゼロではない」と指摘した。これは、食料品価格の上昇が長期化する可能性があり、消費者の物価に対する見方や将来の物価上昇への期待に影響を与える可能性があることを示唆している。

▶ 続きを読む
関連記事
神奈川県警は2月19日、偽造された身分証明(ID)カードを使用して米海軍横須賀基地に不法侵入したとして、住友商事の社員でイラク駐在員の水野圭隆容疑者(45)を逮捕した
中国での臓器収奪疑惑を追ったドキュメンタリー映画「国家の臓器」の上映会を1月22日、東京・台湾文化センターで開いた。会場では北村晴男参院議員や台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表が登壇し、深刻な人権侵害の実態と国際社会の責任について訴えた
フィギュアスケートで、三浦璃来、木原龍一組が大逆転を果たし、ショートプログラム(SP)で後位発進ながらも巻き返し、キャリア最高の演技で日本初となるペア金メダルに輝いた
ドイツの製薬企業バイエルは2月17日、除草剤「ラウンドアップ」の発がん性を巡る米国での集団訴訟について、最大72億5千万ドル(約1兆円超)を支払う和解案を提示した。
高市早苗首相は2月17日、Xで、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート・ペア種目で金メダルを獲得した「りくりゅう」の名で親しまれる三浦璃来選手・木原龍一選手ペアに祝意を表した