中国の俳優・王星氏が、タイに招かれて渡航後、タイとミャンマーの国境付近で失踪。その後、ミャンマーの詐欺団地に拉致されていたことが判明した(スクリーンショット)

日本人も被害に ミャンマー詐欺団地 中国系グループの闇と国際的被害の実態

ミャンマーを拠点とする中国系特殊詐欺グループが、中国の若手俳優やモデルを誘拐し、オンライン詐欺の実行役として利用していた事件が明らかになった。さらに、日本人を含む様々な国籍の人々がこのグループにより監禁されている可能性が浮上している。

1月3日、中国の俳優・王星(おう せい)(31)氏が偽のオーディションでタイに誘い出されたが、タイとミャンマーの国境付近で失踪。その後、ミャンマーの詐欺団地に誘拐されていることが判明した。詐欺団地とは組織犯罪集団が犯罪に利用する詐欺の拠点で、近年、偽の求人に騙された被害者を強制労働させるケースが増加している。

世論の圧力を受け、タイ政府と中国共産党(中共)政府が対応に乗り出した。7日、王氏はタイ警察に引き渡された。同月10日、王氏はバンコクから帰国した。タイ警察はこの事件を「人身売買」として捜査している。

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