中国は、米国の圧力に屈してこのSNS大手企業を売却することになるのだろうか?
米国でのTikTok禁止 秒読み開始
1月20日にトランプ次期大統領が就任する前に、米中貿易戦争の次なる戦いの火ぶたがすでに切られている可能性がある。それは、中国が所有するソーシャルメディアプラットフォーム「TikTok」が、1月19日までにアメリカ企業に売却されるか、さもなくばアメリカ国内で禁止されることが決定しているからだ。
もしTikTokの禁止措置が実施されれば、アメリカ国内の推定1億5千万人から1億7千万人のアクティブユーザーがこの人気プラットフォームへのアクセスを遮断されることになる。世界で10億人以上のアクティブユーザーを抱えるTikTokだが、禁止措置が施行されれば、AppleやGoogleなどの企業やインターネットホスティングプロバイダーがTikTokへのサポートを停止し、アメリカ国内のユーザーはアプリを利用できなくなる。
この禁止措置の根拠となるのは、昨年4月にバイデン大統領が署名し、共和党・民主党双方の支持を受けて成立した「外国敵対勢力が管理するアプリから米国人を保護する法案(Protecting Americans from Foreign Adversary Controlled Applications Act)」である。この法律は、中国政府がTikTokを通じてアメリカ人ユーザーの個人データを悪用し、戦略的な目的でプロパガンダを広める可能性について懸念を示している。
関連記事
ホルムズ海峡はかつてイランの「切り札」だったが、今や最大の弱点に。輸出の大半を依存する構造が裏目に出て、封鎖は自国経済を直撃。米国の増産で抑止力は低下し、ホルムズ依存の力学は逆転しつつある
過度な除菌社会に警鐘を鳴らす。免疫システムを「筋肉」のように泥や細菌で鍛えるべきだと説き、自身の体験を交えながら、無菌化しすぎた現代社会に真の健康の在り方を問いかける
貿易は我々を豊かにするが、他国に依存しすぎると逆効果を招く可能性がある
現代のドローン脅威に対し、高額なミサイルで応戦する「コストの非対称性」を指摘。解決策として、安価な新型無人機や、イタリアの技術による低コストで高性能な「ハイテク火砲」の再評価と導入を提言する解説記事
第16回「気候変動に関する国際会議」を詳報。権威あるIPCCの欺瞞を暴く専門家の分析や、若者の「脱・洗脳」を促す活動を紹介する。主要メディアの動揺をよそに、気候リアリズムが勝利を収める転換点を描く