石破茂氏 (Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)

石破茂首相 第1回防災立国推進閣僚会議を開催 防災庁の設置についても言及

石破茂首相は20日、第1回防災立国推進閣僚会議を開催し、冒頭の挨拶で防災・減災、国土強靱(きょうじん)化の取組を進めていくことが重要であると発言した。また「防災庁の設置も見据えつつ、令和7年度から、内閣府防災の体制を予算・人員の両面において大幅に拡充することとしている」と防災庁の設置についても言及した。

防災庁は、激甚化する自然災害への対応を強化するために計画されている新しい政府機関で、石破茂首相は2026年度(令和8年度)中の設置を目指している。

防災庁設置の主な目的としては、以下の3つが挙げられる。

▶ 続きを読む
関連記事
政府は26日、人命最優先の「防災立国」実現に向け、防災庁設置の基本方針を閣議決定した。令和8年中に設置し、352名体制と202億円の予算規模で、南海トラフ等の巨大災害に備える強力な司令塔を目指す
令和8年度当初予算案は過去最大の122.3兆円規模となった。高市総理は教育無償化や防衛力強化を推進しつつ、28年ぶりのPB黒字化を達成した。強い経済と財政健全化の両立を図る、新時代の予算編成となった
高市総理は内外情勢調査会で講演し、「決断と前進の内閣」が取り組む政策の全容を説明した。物価高対策や「危機管理投資」を通じ、日本を強く豊かにし、再び世界の高みへ押し上げる決意を表明している
高市総理は経団連で、緊縮から「責任ある積極財政」への転換を表明。投資促進税制や「フィジカルAI」等の成長戦略を通じ、供給能力強化と賃上げによる経済の好循環を実現し、未来を希望に変える決意を述べた
林芳正総務相は26日、昨年の衆院選で自身の陣営が支払ったとされる労務費を巡って選挙運動費用収支報告書を訂正したことに関して、秘書が適切とは言えない処理を行ったしたとして陳謝した。