(Photo by MAZEN MAHDI/AFP via Getty Images)

米インド太平洋軍司令官  台湾侵攻の難しさ指摘

米インド太平洋軍司令官のサミュエル・パパロ大将は、米軍の優位性のもとで、中共(中国共産党)が海を越えて台湾を侵攻することは「極めて困難」であると指摘した。中共が海上封鎖を行った場合でも突破する自信があると述べた。また、パパロ大将は、台湾周辺の中共に対する水中作戦について、「機密環境下で試験され、成功の証明された計画」がいくつか存在すると明らかにした。

パパロ大将は次のように述べた。「中共軍が事を起こすという具体的な日付は、これまで存在しない。これが、混乱を招く可能性があると思う。なぜなら、人々は、これらの情報を混同してしまうからだ」

パパロ大将はワシントンのシンクタンク「ブルッキングス研究所」で、中共が2027年までに台湾に対して軍事行動を起こす可能性を指す「デービッドソン・ウィンドウ」に関する質問にこのように答えた。彼は、これは中共軍が、特定の時期に行動しなければならないという意味ではなく、彼自身の責任は、毎日準備を整えることだと強調した。中共の台湾侵攻について、パパロ大将は「海を越えての侵攻は極めて困難」と考えている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国・ネパール国境のチベット・キドン県で、ネパール側の鉄砲水と土石流により道路や建物が被害を受けた。中国側は死傷者・行方不明者の発生を公表。通信・電力も遮断され、救助活動が続く
赤根智子ICC所長は8月、トランプ政権による経済制裁を受け、記者会見を開き「ICCの裁判業務に対する姿勢は変わらない」と述べた。一方でジェノサイド条約に日本が加盟していない現状について「恥ずかしいレベル」であると指摘した
イラン国営テレビがトランプ大統領の末っ子バロン氏の動向を監視する脅迫動画を放送した。殺害に1千万ドルの懸賞金がかけられていると主張。米シークレットサービスが調査に乗り出す
米加の貿易摩擦が激化し、トランプ米大統領がカナダ産品への一律50%関税を発表。緊密だった両国関係の急冷の背景には、USMCAを悪用した「中国製品の抜け穴」がある
ハンガリー外務省は、前政権が新型コロナ流行初期に行った約10億ドル規模の人工呼吸器調達をめぐり、詐欺や背任などの疑いで検察当局に告発した。約1万7千台の多くが使われず、調達価格や仲介業者をめぐる疑惑も浮上