米インド太平洋軍司令官 台湾侵攻の難しさ指摘
米インド太平洋軍司令官のサミュエル・パパロ大将は、米軍の優位性のもとで、中共(中国共産党)が海を越えて台湾を侵攻することは「極めて困難」であると指摘した。中共が海上封鎖を行った場合でも突破する自信があると述べた。また、パパロ大将は、台湾周辺の中共に対する水中作戦について、「機密環境下で試験され、成功の証明された計画」がいくつか存在すると明らかにした。
パパロ大将は次のように述べた。「中共軍が事を起こすという具体的な日付は、これまで存在しない。これが、混乱を招く可能性があると思う。なぜなら、人々は、これらの情報を混同してしまうからだ」
パパロ大将はワシントンのシンクタンク「ブルッキングス研究所」で、中共が2027年までに台湾に対して軍事行動を起こす可能性を指す「デービッドソン・ウィンドウ」に関する質問にこのように答えた。彼は、これは中共軍が、特定の時期に行動しなければならないという意味ではなく、彼自身の責任は、毎日準備を整えることだと強調した。中共の台湾侵攻について、パパロ大将は「海を越えての侵攻は極めて困難」と考えている。
関連記事
フィリピン国家安全保障会議は4月13日、中国漁船が昨年、南シナ海の仁愛礁(アユンギン礁 )周辺に毒性物質を海中に放出したと発表した
エプスタイン氏をめぐるスキャンダルに巻き込まれ、昨年9月に解任された英国の前駐米大使ピーター・マンデルソン氏の米国の安全審査が通らなかった主因はエプスタイン問題ではなく、中共との密接な関係にあった。この事は英国政界に衝撃をもたらしている
中東情勢が再び緊迫し、国際原油価格が急反発。米東部時間の20日未明時点で、北海ブレント先物は5.62%高の1バレル95.46ドル、アメリカ産標準油種WTI先物は5.97%高の88.86ドルを付けた
イランで政策の混乱が目立っている。ホルムズ海峡の再開放方針が短期間で撤回されたうえ、交渉代表団にも最終決定権がない実態が浮上し、外交部門と軍を握る強硬派の亀裂が改めて表面化した
米国とインドネシアは4月13日、「主要防衛協力パートナーシップ」の構築を発表した。水上・水中・ドローン分野を含む防衛協力を深める方針で、南シナ海やマラッカ海峡をにらんだ動きとして、中共の海洋進出をけん制する狙いがあるとみられる