アメリカのジョンソン下院議長は、議会議事堂内のトイレ利用について「生物学的性別に基づく」制限を設ける方針を発表した。(gettyimage,大紀元)

日本と真逆の動きに 米下院議長 連邦議会議事堂の女性用トイレへの男性の立ち入りを禁止

経産省は11月8日、性同一性障害と診断され女性として社会生活を送っている経済産業省のトランスジェンダー(male to female)の職員に対して、省内のすべての女性用トイレの使用を許可した。一方、これまでLGBTアジェンダが推進されてきたアメリカでは真逆の動きが出ている。

11月20日、アメリカのジョンソン下院議長は、議会議事堂内のトイレ利用について「生物学的性別に基づく」制限を設ける方針を発表した。この新たな措置により、議会施設内のトイレやロッカールームなどの利用が、生物学的性別に限定されることとなった。

今年の総選挙で、サラ・マクブライド州上院議員が、全米初のトランスジェンダーの議員として米下院に選出された。この結果を受け、ナンシー・メイス下院議員は、マクブライド氏の女性用トイレ利用を禁止する決議案を提出する意向を表明した。この動きに対し、下院民主党議員から強い反発が起こった。

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有権者にとって最大の関心事はインフレが高すぎることだった。次いで、バイデン・ハリス政権が「不法移民の流入を許している」こと、「ハリス氏が中間層よりもトランスジェンダー問題などの文化的問題に重点を置きすぎてている」ことが続いた。