世界的にインフレへの懸念が高まっている中、多くの人は貴金属投資に目を向けている(chesky /PIXTA)
中国人は、不動産、経済全般、そして米国が次にどのような措置を取るのかに対する不安から金を購入している。

中国で高まる「有事の金」需要 経済不安と地政学的リスクが金購入を後押し

金(ゴールド)の輝きは他と比べものがない価値を持ち、最近の中国ではその需要が増している。

金購入が急増しているのは、ジュエリーへの関心が急に高まったわけではない。金は昔から経済の不安定な時期の安全資産として捉えてきたが、今、金地金や金貨への需要が高まっているからだ。

現在の中国の不動産危機は不動産価値を押し下げ、中国経済は停滞している。西側諸国が中国との貿易関係に対して厳しい姿勢を取る可能性もある中、中国共産党(中共)政府が十分な政策を打ち出して状況を改善する見通しは立っていない。こうしたなか、金の買い手が行動を起こすには十分な理由がある。

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