ロシア・中国系勢力、米上陸のハリケーン巡る偽情報拡散=米当局者
Andrea Shalal
[28日 ロイター] – 米政府当局者は28日、世論に影響を及ぼそうとするロシア系と中国系勢力やキューバ政府が、米南部を相次ぎ襲ったハリケーン「ヘレン」と「ミルトン」について、米政府が救援の要請に応じなかったなどの偽情報を増幅させているとの分析結果を示した。
一部情報の機密指定が解除されたのを受けて見解を示した。米大統領選と直接関係ない情報とした。
米ホワイトハウスや連邦緊急事態管理局(FEMA)は、両ハリケーン襲来後の救助活動に関する偽情報が急増し、救援当局の職務遂行が難しくなったほか、バイデン政権に批判が起きたとこれまで指摘していた。
前出の当局者は、特定の偽情報が一部の共和党員に拡散されたが、外国勢力も拡散に加担したと述べた。
ロシア系勢力が通信アプリ「テレグラム」で拡散した偽情報には、今月10日に投稿され、国営ロシア通信に転電されたフロリダ州のディズニーワールドが冠水している偽造写真が含まれている。この写真は人工知能(AI)で生成された可能性が高いとみられている。米交流サイト(SNS)の親ロシア英語アカウントでも共有され、世界で50万近いビューを集めた。
中国系勢力は、米政府が海外紛争に資金を使っているためハリケーン被災者の支援が少なくなっているとする虚偽の主張を投稿するなどしたという。キューバも同様の投稿を増幅した。
関連記事
ダグ・バーガム米内務長官は最近、議会公聴会で「多くの太陽光プロジェクトがほぼ全面的に中国製パネルに依存している。これは明確に安全保障上の問題だ」と述べ、米国の現状に懸念を示した。
NASAは国家安全保障上の脅威はないとする声明を発表
「消費者は、サイケデリック製品のマイクロドーシング(微量摂取)が重病や死を招く可能性があることを認識すべきである」と当局は述べた
毛沢東秘書だった李鋭の日記の帰属を巡り、米裁判所はスタンフォード大学の保管を認めた。娘の寄贈は合法で本人の意思にも合致すると判断し、中国持ち帰りによる公開制限の懸念も考慮された。
トランプ大統領が最近、イボガイン含むサイケデリック薬の研究・利用促進へ大統領令に署名。退役軍人の自殺問題や精神疾患治療への新たな選択肢として注目している。FDA承認や規制緩和も焦点に