台湾企業に対する不当ないじめに「抗議」
五星旗を踏みつけた華人への報復か 中国在住の家族が脅迫に
パリ五輪中、台湾系ホテル、エバーグリーンローレルホテル・パリでは中国大陸からの客が「五星旗(中国人民共和国の国旗)の掲揚」を要請し、拒絶されたことをめぐり、中国ではホテルのボイコット運動にまで発展した。
8月13日、中国大陸からやってきた客は、ホテルに五星旗が掲げられていないことに気づき、フロントデスクに、五星旗を掲揚してほしいと要請した。フロントで拒否されたため、大陸から来た客は滞在をキャンセルした。
この事件が中国人ナショナリズムに火を付け、ひいては中国官営メディアも「同ホテルの公式サイトは中国と台湾が分けて表記されている」と扇動報道した。その後「エバーグリーン・ローレル・ホテル」は謝罪に追い込まれた。
関連記事
物議を醸している英ロンドンにある中共の「メガ大使館」計画が、3度目の延期となった。イギリス政府は12月2日、この計画の審査期限を来年1月20日まで延長すると発表し、国家安全保障上の懸念が一段と高まっていることを理由に挙げた
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。
米下院が社会主義体制の弊害を非難する中、中国共産党からの離脱「三退」は4億5500万人を突破。宗教弾圧や権力集中への国際的懸念が強まる一方、中国社会では静かな体制離れが広がっている
中国共産党が世界的な規模で拡張を続ける野心と、それに伴う国際安全保障上の脅威が懸念される中、多くの国々が戦略の見直しを加速させている
中国欧州連合商工会議所(EU商工会議所・中国)が1日に発表した調査で、中国共産党政権による輸出規制が欧州企業の調達戦略に影響を与え、中国依存からの分散を進める動きを促していることがわかった。影響はサプライチェーンや納期、収益にも及んでいるという