バスティーユ牢獄を襲撃するフランスの群衆。専制政治の象徴だったバスティーユ牢獄への襲撃は、現在バスティーユ・デイとして革命記念日になっている(Rischgitz/Getty Images)

無神論、格差、社会不安 アメリカとフランスの2つの市民革命から学ぶ教訓

アメリカ独立革命とフランス革命。同じ時代に起きた2つの革命は、なぜ全く違った結末に至ったのか。

7月14日のフランス建国記念日は1789年に起きたバスティーユ牢獄に対する襲撃を記念し、7月4日のアメリカ独立記念日とおおよそ同じ意味合いを持つ。専制政治と腐敗の象徴だったバスティーユ牢獄への襲撃は「バスティーユ・デイ」とも呼ばれ、人々はその日になるとアメリカとフランスでおきた2つの革命に想いを馳せる。

2つの革命は共和主義的な理想を掲げた点で一致する。アメリカ独立革命は信教の自由、富に対する希望、そして民主的な自由の種を備えていた。一方、フランス革命は深刻な財政破綻、極度の貧困と経済的混乱、身勝手な君主、および特権階級に対する不満から生じた「絶望」が動機となった。

▶ 続きを読む
関連記事
ミラノ五輪フィギュア金メダリスト・アリサ・リュウの父アーサー氏が講演。5歳で才能発揮、16歳で一時引退も復帰し世界王者に。シングルファーザーの献身と娘の自立心が勝利の鍵
日本生命保険の米国法人が、対話型生成AI「ChatGPT(チャットGPT)」による法律業務が違法な「非弁行為」に当たるとして、開発元の米オープンAIをイリノイ州の連邦地裁に提訴したことが5日、明らかになった。
米トランプ大統領は5日、ノーム国土安全保障長官を更迭し、後任にマークウェイン・マリン上院議員(共和党)を起用すると発表した。閣僚の交代は、第2次政権で初となる。今後、ノーム氏は政権内の他の職務に就任する見通し
イラン最高指導者の死亡を受け、米CBSの記者が生中継を実施。祝賀ムードを報じさせない上層部の制止を振り切り、現場の真実を伝えようとした記者の毅然とした態度が、ネット上で大きな議論と称賛を呼んでいる
米アラバマ州で開催された「神韻」公演の感動を伝える。経営者ら観客が、神授の才能と称される卓越した技術や、伝統文化の復興という高い使命感を絶賛。共産主義以前の美しい中国への回帰を願う声を紹介