習近平と大派閥の秘密資産移転が暴露 中国の隠された商業ネットワークとは?
「ニューヨーク・タイムズ」は7月22日に、中国の商人肖建華氏とアリババの創設者馬雲氏の秘密の商業関係を暴露する2つの深層報道を発表した。肖建華氏は、中国共産党(中共)で政界関係者の代理として蓄財や資金洗浄を行い、複雑な財務操作を通じて中国の指導者やその家族の資産を移転していた。本稿では、この秘密のネットワークとその背後にある権力と財産の取引について詳しく探る。
馬雲氏は中国の政治エリートの「金のなる木」となり、記録によれば、6人の現職または元中共中央政治局委員の親族が馬氏の企業に投資し、上層の権力ネットワークにおいて重要な経済的レバレッジとなっている。「ニューヨーク・タイムズ」によると、肖氏と馬氏は長年にわたる隠された商業関係を持ち、肖氏はシェルカンパニーと代理人ネットワークを通じて、明天集団(肖氏によって設立された投資会社)が5年間で馬氏の複数の企業の株式を秘密裏に取得していた。
関連記事:
関連記事
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
トランプ米大統領が、習近平を異例の歓迎。米中首脳会談では台湾、レアアース、軍備増強、イラン支援など、両国の核心問題が議題となる見込みだ。
イタリアからインドネシアへの空母譲渡を機に激変する東南アジアの安全保障を解説。中国の海洋進出に対抗するドローン空母構想や南シナ海・太平洋を巡る米中綱引きの最前線に迫ります
中国・湖南省の警察が上海のIT企業経営者を拘束し、釈放の見返りに1億元(約23億5000万円)を要求したと報じられた。地方財政の悪化を背景に、管轄外企業を狙う「遠洋捕撈」への懸念が広がっている
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した