習近平氏(左)と曽慶紅氏(右)、2008年3月の全人代開催期間中に撮影(Feng Li/Getty Image)

習近平と大派閥の秘密資産移転が暴露 中国の隠された商業ネットワークとは?

「ニューヨーク・タイムズ」は7月22日に、中国の商人肖建華氏とアリババの創設者馬雲氏の秘密の商業関係を暴露する2つの深層報道を発表した。肖建華氏は、中国共産党(中共)で政界関係者の代理として蓄財や資金洗浄を行い、複雑な財務操作を通じて中国の指導者やその家族の資産を移転していた。本稿では、この秘密のネットワークとその背後にある権力と財産の取引について詳しく探る。

馬雲氏は中国の政治エリートの「金のなる木」となり、記録によれば、6人の現職または元中共中央政治局委員の親族が馬氏の企業に投資し、上層の権力ネットワークにおいて重要な経済的レバレッジとなっている。「ニューヨーク・タイムズ」によると、肖氏と馬氏は長年にわたる隠された商業関係を持ち、肖氏はシェルカンパニーと代理人ネットワークを通じて、明天集団(肖氏によって設立された投資会社)が5年間で馬氏の複数の企業の株式を秘密裏に取得していた。

関連記事:

▶ 続きを読む
関連記事
英国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)のトップ、リチャード・ホーン氏は22日、国家が関与するサイバー攻撃が急増していることを念頭に、英国が「現代史上最も激しい未曾有の地政学的転換」に直面していると述べ、危機感を示した。
中国で大学を出ても仕事がない現実。技術学校に入り直す若者が増えている
中国で引退した元政府幹部まで監視強化。出国は許可制、思想の動きまで把握へ。内部で何が起きているのか
米シンクタンク「ジェームズタウン」の報告書は、中共の統一戦線工作部関連組織の数において、人口当たりの密度でカナダが最も高いと評した。同シンクタンクのマティス所長は、カナダが中共に対して「直接的な対抗措置を取らなかったことが原因」と痛烈に指摘した。
ダグ・バーガム米内務長官は最近、議会公聴会で「多くの太陽光プロジェクトがほぼ全面的に中国製パネルに依存している。これは明確に安全保障上の問題だ」と述べ、米国の現状に懸念を示した。