前CIA分析官、韓国のスパイ容疑で起訴
米中央情報局(CIA)およびホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)で勤務していた外交政策の専門家が、未登録の韓国政府代理人として活動し、贅沢品やその他の贈り物を受け取ったとして、アメリカで起訴された。
スー・ミ・テリー(Sue Mi Terry)氏は、アメリカの著名な外交事務評論家である。マンハッタン連邦裁判所が7月16日(火曜日)に公開した起訴状によると、彼女はブランドバッグを含む贅沢品を受け取り、ミシュラン星付きレストランでのディナーを楽しんだ見返りとして、メディアで韓国政府の立場を宣伝し、情報機関にアメリカ政府の非公開情報を共有し、米韓官員の会合を取り持つなどの活動を行っていた。
起訴状によれば、彼女は米連邦捜査局(FBI)に対して、自身が韓国情報機関の情報源であることを認め、2022年6月に行われた秘密会議の手書きメモを韓国の情報員に渡したとしている。その会議では、アメリカ国務長官アントニー・ブリンケン氏と共に韓国政策について議論していた。
関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
未成年を脅迫し深刻な搾取を行う「764」ネットワークがアメリカで急拡大している。FBIと司法省は解体に向けて捜査を強化。被害実態や背景、家庭で求められる防衛策をまとめた
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された