近年、フィリピンの上院は、バンバン市の市長アリス・グオが中国における海外詐欺に関与している疑いについての聴聞会を行った。この聴聞会は、グオ市長の疑わしい経歴に光を当てた。バンバン市の公式ウェブサイトでは、グオ市長のプロモーション写真がはっきりと掲載されている(フィリピン・バンバン市公式ウェブサイト)

比上院、中国犯罪組織巡る疑惑でバンバン市長を調査 拘束警告も

[マニラ 10日 ロイター] – フィリピン上院は10日、バンバン市のアリス・グオ市長が中国の犯罪組織と関係があるとの疑惑を巡って審問を開き、ストレスを理由に2回続けて審問を欠席した同市長を侮辱罪で拘束する可能性があると警告した。

この問題は3月に当局が同市のカジノを家宅捜索したことをきっかけに広がりを見せた。ある上院議員がグオ氏について、フィリピンで生まれておらず、中国の「スパイ」の可能性さえあるのではないかと質問したことで全国的な注目を集めるようになった。

グオ氏はこうした主張や犯罪組織とのつながりを否定。上院に宛てた文書では「悪意ある告発」の対象になっていると訴えている。

▶ 続きを読む
関連記事
米国がフィリピン軍に1300万ドル相当の最新海上ドローン4機を供与。南シナ海で中国の強硬姿勢が続く中、長期間の海域監視や「グレーゾーン活動」への対抗能力を強化する
米司法省は、暗号資産投資詐欺やサイバー詐欺で得た資金の移転や洗浄を支援していた疑いで、カンボジアを拠点とする匯旺集団関連のクラウドサービスのアカウントを差し押さえた
17日、日本人の男女9人を含む外国人17人が特殊詐欺関与の疑いで現地当局に拘束されたことが分かった。ラオス警察当局が22日に発表
人権団体は、タイ・ミャンマー国境付近にあるミャンマー側の詐欺拠点では、なお5300人以上が拘束されているとし、救出を求めた
新たなグローバル秩序を目指すモスクワの押し進めにもかかわらず、米国の経済的、軍事的、外交的パワーは、台頭するライバル諸国のそれを依然として大きく上回っている