アジアの主要なコーヒー産地で極端な高温が発生し、コーヒー豆の国際市場価格は約20%上昇した(Photoongraphy/shutterstock)

コーヒー先物価格2割上昇 アジアの高温天候が原因

前四半期、アジアの主要なコーヒー産地で極端な高温が発生し、コーヒー豆の国際市場価格は約20%上昇した。天然ゴム、天然ガスなどの先物も天候要因で上昇している。

日経新聞が7月3日に報じたところによると、ロンドン市場の基準であるロブスタコーヒー先物は3月末から6月末にかけて18.1%上昇し、6月6日にはトン当たり4394ドル(約70万6761 円)の史上最高値を記録した。また、アラビカ種コーヒー先物も20.6%上昇している。

国際商品の総合的な値動きを示すCRB指数(米国と英国の各商品取引所の先物取引価格から算出される)は6月末で290ポイント前後に留まり、3月末とほぼ同水準だったが、コーヒー豆の価格は上昇した。CRB指数の主要構成要素である原油先物は、この期間に約1%から2%下落した。

▶ 続きを読む
関連記事
株式会社帝国データバンクの調査によると、2026年4月に実施される家庭用を中心とした飲食料品の値上げは合計2798品目となり、1回あたりの平均値上げ率は14%となった。
G7は中東情勢の変化がエネルギー市場や世界経済に与える影響を協議し、備蓄放出や航行の安全確保を通じた市場安定化への強い意志を表明した。片山さつき大臣もXで国際的な協調と連帯の重要性を訴えている
30日の金融市場は、株価の急落と急激な円安が同時に進行した。これを受け、財務省の三村淳財務官は就任後初めてとなる強い表現で為替介入の可能性を示唆し、市場を強く牽制した。
トルコ中銀が2週間で60トンの金を放出し、市場に衝撃が走った。イラン戦火によるリラ安を防ぐため、金スワップ等でドルを確保する「火消し」に奔走
積水化学工業と子会社の積水ソーラーフィルムは2026年3月27日、次世代太陽電池として期待されるフィルム型ペロブスカイト太陽電池「SOLAFIL(ソラフィル)」の事業開始を正式に発表した。日本国内メーカーによるペロブスカイト太陽電池の発売は今回が初めてだ。