フィリピン最西端のパラワン州から105海里離れたセカンド・トーマス礁の浅瀬に座礁している戦車揚陸艦には現在もフィリピン兵士が常駐している(ロイター)

セカンド・トーマス礁の争端が地域紛争の引き金か=フィリピン大使

フィリピン駐米大使のホセ・マヌエル・ロムアルデス氏は、南シナ海のセカンド・トーマス礁を巡る北京との争端が地域紛争を引き起こす可能性があり、インド太平洋地域の国々を巻き込み、さらには核戦争の懸念をもたらす可能性があると警告している。

ロムアルデス大使は、フィリピンと中国(中国共産党)との間のセカンド・トーマス礁の争端が非常に緊迫した状況に達していると述べた。ここ数か月、中共の沿岸警備隊がフィリピン船の「シエラ・マドレ号(BRP Sierra Madre)」への補給を暴力的に妨害している。

ロムアルデス大使は6月25日、英フィナンシャル・タイムズに対し「これは非常に危険な時期である」と述べ、「何かが起これば、アジア全体が巻き込まれる可能性がある」と付け加えた。大使は第一次世界大戦を引き合いに出し、大公フランツ・フェルディナンドの暗殺が戦争の引き金になったと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
日本政府観光局(JNTO)が発表した最新データによると、2025年の観光シーズンにおいて、日本を訪れる観光客数 […]
トランプ氏の停戦発表をタイが否定、国境戦闘が激化。タイ空軍F16がカンボジアのカジノ施設と特殊詐欺拠点を連日攻撃、軍事拠点化された高層ビルを破壊。犯罪温床の利権構造が衝突の背景
官房長官は、シドニー郊外銃撃事件をテロ行為として断固非難。現時点で邦人被害の情報はなく、政府は年末年始の欧米等でのテロ等に関する注意喚起を継続し、邦人の安全確保に万全を期す方針を示した
トランプ大統領は、ホワイトハウスでの祝賀行事の冒頭、ブラウン大学での銃乱射事件、シドニーのハヌカ祭を狙った反ユダヤ主義的攻撃、シリアでのISIS攻撃の犠牲者とその家族に深い哀悼の意を示した
オーストラリアのヘイハースト大使は、日本記者クラブで講演し、悪化する安保環境の下で日豪協力がかつてない規模で進展していると強調した。防衛・重要鉱物・経済連携を軸に、インド太平洋の安定に向けた両国の役割拡大を語った