フィリピン最西端のパラワン州から105海里離れたセカンド・トーマス礁の浅瀬に座礁している戦車揚陸艦には現在もフィリピン兵士が常駐している(ロイター)

セカンド・トーマス礁の争端が地域紛争の引き金か=フィリピン大使

フィリピン駐米大使のホセ・マヌエル・ロムアルデス氏は、南シナ海のセカンド・トーマス礁を巡る北京との争端が地域紛争を引き起こす可能性があり、インド太平洋地域の国々を巻き込み、さらには核戦争の懸念をもたらす可能性があると警告している。

ロムアルデス大使は、フィリピンと中国(中国共産党)との間のセカンド・トーマス礁の争端が非常に緊迫した状況に達していると述べた。ここ数か月、中共の沿岸警備隊がフィリピン船の「シエラ・マドレ号(BRP Sierra Madre)」への補給を暴力的に妨害している。

ロムアルデス大使は6月25日、英フィナンシャル・タイムズに対し「これは非常に危険な時期である」と述べ、「何かが起これば、アジア全体が巻き込まれる可能性がある」と付け加えた。大使は第一次世界大戦を引き合いに出し、大公フランツ・フェルディナンドの暗殺が戦争の引き金になったと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
インド政府は最近、デリーに設置されている中国製監視カメラ約14万台を、4月1日から段階的に交換する方針を明らかにした
韓国外交部は3月31日、1995年の外交文書を公開した。内容によると、北朝鮮はかつて北京に対抗するため、台湾と外交関係を樹立する可能性をほのめかしていた
学者・郭育仁氏は、日本の「インド太平洋特遣隊」が4月の米比日澳演習に参加し、戦後初の地上部隊によるアジア輪番駐留に踏み出すと分析。日米の「双矛」化と南部の網目状同盟で、台湾を囲む抑止網が激変している
インドネシアは3月28日に新法を施行し、16歳未満の子どものSNS利用を禁止した。目的は、児童をオンライン上の性的搾取、いじめ、ネット依存といった被害から守ることだ
3月14日夜、ネパールにあるマンモハン技術学院は図書館や倉庫の整理に際し、『習近平 国政運営を語る』など数百冊を含む図書を焼却処分した。関連映像はSNSで拡散され、習近平の書籍を他の書籍とともに焼却する様子が映っていた。