(Stephen Bridger/Shutterstock)
スタンフォード大学の研究で予想以上のリスク判明

夜更かしがうつ病や不安障害のリスクを高める=大規模研究

1日の終わりには、つい夜更かししてくつろいでしまうものです。しかし、その生活習慣が知らないうちにメンタルヘルス(心の健康)を害しているかもしれません。

世界トップクラスの学術研究機関である米スタンフォード大学医学部の新たな大規模研究によって、朝型か夜型かに関係なく、夜更かしがうつ病や不安、その他の行動障害のリスクを大幅に高めることが示されました。

スタンフォード大学精神医学・行動科学教授で主任研究者のジェイミー・ザイツァー氏は、エポックタイムズに対し、この研究結果に非常に驚いたと語りました。

▶ 続きを読む
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
痛みによる睡眠阻害は寝る前の準備で防げます。背中・首・股関節・胸など、体の緊張をほどき、夜の痛みを軽減し眠りの質を高める6つのエクササイズを紹介します。
理由もなく不安が続く、夜に何度も目が覚める。その背景には「GABA不足」が潜んでいるかもしれません。脳を整える方法を解説します。
光・運動・睡眠といった日常の習慣が、薬以上に代謝を左右する――そんな最新知見が示されています。自然のリズムに合わせるだけで体が変わる理由とは。
年に2回の時間変更は、概日リズムの乱れや睡眠不足、心血管リスクの上昇と関係。スタンフォード大学の研究は、通年で標準時間を維持する方が健康に良いと指摘している。