自衛隊、魚釣島近海で中国海軍艦艇を確認—東シナ海の領域警備強化
6月2日、自衛隊は沖縄県の魚釣島北西約80kmで中国海軍のミサイル駆逐艦とフリゲートを確認した。この動きに対し、自衛隊は警戒監視と情報収集を強化している。
自衛隊統合幕僚監部の6月7日の発表によると、2日午前10時頃、海上自衛隊は魚釣島の北西約80kmの海域で、南進する中国海軍ルーヤンⅡ級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「151」)を確認した。さらに、同日正午頃には、同海域でジャンカイⅡ級フリゲート1隻(艦番号「577」)も確認した。
これらの艦艇はその後、魚釣島の西約70kmの海域を南進し、与那国島と台湾の間の海域を通過したことが確認された。6月6日午後9時頃には、これらの艦艇が沖縄本島と宮古島との間の海域を北進し、東シナ海へ向けて航行したことが確認された。
関連記事
宇宙の安全保障への懸念が高まる中、防衛省は小型ロケットの開発に向け、民間企業から研究提案を募集。宇宙空間にある日本の衛星が中国やロシアの「キラー衛星」に攻撃されたり、故障したりした際に、代替衛星を迅速に打ち上げられるようにすることが狙いだ
小泉進次郎防衛相とヘグセス米国防長官は10月28日、フィリピン中部セブで会談し、複数の分野での協力強化で一致した
日米共同統合演習「キーン・ソード27」が過去最大規模で実施。南西諸島に対艦ミサイルや長射程火力を展開し、宇宙・サイバー領域を含む全領域での連携強化を図る
元海上自衛隊幹部の山本勝也氏は20日、日本は米国と同盟関係にあるものの、中国(中共)が日本の沿岸領土で展開する「グレーゾーン」戦術への対応は、日本が主導しなければならないと述べた。
中共軍の無人機2機が10月19日、沖縄本島と宮古島の間を通過した。同区間の無人機通過の公表は今年度初。16~18日には艦艇7隻も通航し、20日も有人機の飛行が相次いだ。小泉防衛相は無人機への対応の必要性を強調した