「努力しても成功するとは限らない。しかし、努力しなければきっとラクだ」
絶望から諦観へ 中国の若者に「退廃文学」がブーム
将来のある若者にとって、中国社会の最大の不条理とは「いくら努力しても、全く報われない」という、人生への絶望感に他ならない。
競争社会を忌避した中国の若者が、あえて厳しい競争の中に入らず、立身出世や経済的な欲望には無関心な「寝そべり(タンピン)」という生き方によって、不条理な世相に反抗の姿勢を示していることが知られて、もはや久しい。
最近は「寝そべり」に加えて、「四不青年」というのもある。
関連記事
中国の若者が「市長になる方法を教えてください」と役所へ。ところが職員は誰も答えられず、その後アカウントは封鎖された。消されたのは動画か、それとも質問そのものか
中国少林寺の前住職に懲役24年。流用したとされる資金は約66億円。かつて「政治和尚」「仏教CEO」と呼ばれた男に判決が下った
この頃、中国の高校や大学で学生抗議が相次ぐ。「不自由なら死を選ぶ」と書かれた紙が舞い、「自由」の歌声が夜の校舎に響いた
最悪すぎる」と宣伝されたアイスが爆売れした。中国のセブンイレブンで起きた、まるでコントのような実話である。本来は「最高すぎる!」と書くはずが痛恨の誤字。しかしSNSで拡散されると、「そこまで言うなら食べてみたい」という客が続出。人間の好奇心は、時に宣伝文句すら超えてしまう
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる