2016年5月25日、イギリス・ロンドンにあるウィックレーン倉庫の北部排水路で、下水道技術者のガリ・パティソンが下水をかき分けている。 (Photo by Jack Taylor/Getty Images)
下水分析で麻薬使用が分かる

4年連続でヒロポン検出、韓国下水処理場で試料分析

韓国食品医薬品安全省は29日、釜山大学環境工学科のオ・ジョンウン教授が主管する下水疫学研究チーム(慶尚国立大、尚志大研究陣参加)が全国の下水を分析し、「麻薬地図」を作成した。食品医薬品安全省によると、2023年に韓国全国17か所の市・道の下水処理場で、4年連続で不法麻薬成分のヒロポン(メタンフェタミン)が検出された。コカインの全国平均使用推定量も増加傾向にある。

下水疫学とは、下水処理場で試料を採取し、残留麻薬類の種類と量を分析し、人口に対する麻薬類の使用量を推定する学問である。食品医薬品安全省は2020年から釜山大学環境工学科の下水疫学研究チームに依頼し、違法麻薬類の使用実態を調査してきた。

研究チームは2023年、全国17か所の市・道の下水処理場34か所を選定し、四半期ごとに試料を採取して、麻薬類成分の検出量を調査した。調査の結果、ヒロポンは4年連続で全ての下水処理場で検出された。ただし、1千人当たりの1日平均ヒロポン使用推定量は、調査開始当初の2020年に比べて減少傾向にある。

▶ 続きを読む
関連記事
ソウル中央地方法院は28日、前大統領夫人の金建希に懲役1年8か月と追徴金約1281.5万ウォンを言い渡した。一方、株価操作や政治資金法違反などの容疑については、いずれも無罪と判断
北朝鮮は27日、東部海域に向けて複数の弾道ミサイルを発射した。今年に入って2回目の弾道ミサイル発射となる。
トランプ米大統領が、韓国製品への関税を15%→25% に引き上げる可能性に言及。 背景には、2025年に合意された米韓貿易協定の「実施」をめぐる問題がある。韓国政府は対応を急いでいるが…
トランプ米大統領は1月26日、米国が韓国に対する関税率を、従来の15%から25%に引き上げると発表した。大統領は韓国国会が貿易協定を成立させていないとして「韓国の立法府は米国との合意を履行していない」と述べている。
韓国の最新世論調査で、外国首脳の中で日本の高市首相が好感度1位を記録。過去の日本の首相と比べても異例の22%に達しており、特に保守層や若年層の対日感情に変化の兆しが見える