2024年1月31日、フィリピン海での3日間の日米海上演習。参考写真(Richard A. Brooks/AFP via Getty Images)

世界軍事費過去最高…「グローバル平和・安全保障悪化」

全世界の軍事費支出が9年連続で増加し、過去最高値を再び更新したことが明らかになった。スウェーデンに本部を置くシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」が22日(現地時間)に公開した報告書によると、昨年の全世界の軍事費支出規模は約2兆4400億ドル(約380兆円)に達すると集計された。

これは前年比約6.8%増加したもので、2009年以来の最大の増加率だ。報告書は「2009年以降、初めて米州、アジア・太平洋、ヨーロッパ、中東、アフリカなど5つの地域すべてで軍事費支出が増加したことが分かった」と強調した。

SIPRIのシニア研究員であるナン・ティアン氏は、「全世界の軍事費支出が前例のない水準に増加した」とし、「グローバルな平和と安全保障が最悪の状態に陥っていることを示す証拠」と説明した。

▶ 続きを読む
関連記事
8月15~20日にかけ、ロシア艦艇が宗谷・対馬海峡を航行し、中国軍機は東シナ海で飛行。北朝鮮も弾道ミサイルを発射した。日本周辺の複数海空域で緊張が続く
日豪両防衛相は、長射程ミサイルの発射試験で協力する方針を確認した。国内で十分な試験空間を確保しにくい日本は、豪州の広大な試験場を活用し、反撃能力の実効性向上を目指す
8月18日午後0時55分ごろ、那覇空港で、航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機がB滑走路に着陸した後、滑走路上で動けなくなるトラブルが発生した。この影響で、同空港の海側にあるB滑走路が閉鎖された。
8月15日、日本は81回目の終戦の日を迎える。その2日前の13日、ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪れたという。なぜ今、プーチン大統領は択捉島を訪問したのだろうか
中露艦隊による「日本一周」航行の直後、ロシアと中国の情報収集機が連日、日本周辺を飛行した。領空・領海の侵犯は避けつつ、海空両面から圧力をかけるグレーゾーン行動が続いている。